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loyalty

マーケティング
2012年5月6日

ストアロイヤルティ(store loyalty) | ストアロイヤルティとは?意味や高める方法、ブランドロイヤルティとの違いを解説

ストアロイヤルティ_001
ストアロイヤルティとは消費者がお店を信頼して、繰り返し利用する傾向や愛着を示す考え方です。

この記事ではストアロイヤルティの考え方や重要性、お店が常連客を増やす方法まで詳しく説明します。

■固い定義

ストアロイヤルティ(store loyalty)とは、あるお店を高く評価して、繰り返し繰り返し利用するという消費者心理を表した言葉です。一言でいうと、特定のお店に対する忠誠心であるという事ができます。(ロイヤルティ(loyalty)とは忠誠心と訳される言葉です。)

ストアロイヤルティが高いお客様は、そのお店の常連さんという事ができますので、こういったお客様が増加すればお店の経営に非常に良い影響を与えるという事ができます。

顧客満足を高めて、その結果としてお店のファンになってもらうことがストアロイヤルティの基本的な考え方なのです。

例えば、常連さんが一人もいない食堂と、常連さんが100人くらいいる食堂では、常連さんが多い食堂の方が経営は安定しそうですよね。

■ストアロイヤルティを高めるためには

それでは、このストアロイヤルティを向上させる方法はあるのでしょうか?いくつかの例を挙げてみたいと思います。
  • ポイントカードを導入する。
なんか当たりまえすぎる手法ですが、有効であると言われています。皆さんの中にも、ポイントがたまるからと、特定のお店を愛用している人がいるかもしれませんね。

この手法にはもう一つ狙いがあって、ポイントカードの発行時に顧客の属性を取得することによって、どういった層がどのような商品を好むのかの情報を収集するといった事もなされています。

もっとも、今はどこでもやっている手法であるのでそれだけではロイヤルティが高まらないかもしれないです。
  • 優秀な販売員

お店に気さくで、とても商品について良く知っている販売員さんがいるとストアロイヤルティが高まる要因となりえます。

例えばあなたがコーヒーがとても好きだとします。良くいくお店には、コーヒーにとても詳しい販売員さんがいて、自分の好みに合わせて最適なコーヒー豆などを提案してくれるとします。

どうでしょうか?なんだかそのお店に対して信頼感が出てきませんか?

このほかにも、お客様へDMやチラシを配布して継続的にコミュニケーションを取る、売り場や品ぞろえに変化をつける等の方法があると言われています。

このまんがでは独特のセンスを持っている先輩があるお店に通い詰めています。この先輩は4コマ目で言っている、商店街のお店に対して絶大な信頼を寄せているようです。このような状態がストアロイヤルティが高い状態であるという事ができます。

それにしてもこのお店、店員さんはなんか適当に接客しているっぽいですね。 

■ストアロイヤルティが高いとお店にどんなメリットが有るのか?

上の方で経営が安定しそうですよね、とゆるく考えてみましたが少し掘り下げてみます。

ストアロイヤルティが高いお客様はいわゆる常連という存在になります。

そんな人達が例えば100人いれば、新規のお客様が少ない日でも定期的にある程度のお客さんが来ることが見込まれます。

また、常連さんとなるとお店のファンになっている可能性が高いので、他のお客さんとして友人や家族など親しい人を紹介してくれることがあります。

経営の言葉で言い換えるなら、継続的な来店が見込めるため売上の安定化につながるというわけです。

売上は

売上=客数✕客単価

で表すことができますので、この計算式の「客数」の部分が安定してくることはとても大きい価値があるのです。

■ストアロイヤルティが高い顧客は利益につながりやすい

また、見逃せないポイントとして既存顧客の維持には新規顧客を増やすことと比べて費用があまりかからないという点もあります。

新規顧客に来店してもらうためには、広告宣伝を行ったり、販促費をかける必要がありますが、既存顧客はそこまでお金をかけなくても維持することが可能です。

また、ストアロイヤルティが高い顧客は価格だけでお店を選ばない傾向があり(すごく好きなお店がある場合、50円やすいからと言って別のお店に通ったりしないですよね?)競合店への流出も発生しにくいのです。

■ストアロイヤルティと顧客ロイヤルティ、ブランドロイヤルティの違い

さて、似た言葉に顧客ロイヤルティブランドロイヤルティというものがあります。顧客ロイヤルティは、顧客が企業や店舗、ブランドに対して抱く愛着や忠誠心を表す言葉です。その対象がお店に向いている場合をストアロイヤルティ、ブランドに向いている場合をブランドロイヤルティと呼びます。

簡単な表にするなら以下のようなイメージですね

用語 何に対する愛着?
顧客ロイヤルティ 企業やお店、ブランド全体 「この会社が好きだから利用したい」
ストアロイヤルティ お店 「買い物はいつもこのお店」
ブランドロイヤルティ ブランド 「このメーカーの商品しか買わない」


マーケティング
2012年4月22日

ブランドロイヤルティ(brand loyalty) | ブランドロイヤルティとは?意味やメリット、顧客ロイヤルティとの違いをわかりやすく解説

ブランドロイヤルティ_001
ブランドロイヤルティとは、消費者が特定のブランドを信頼し、繰り返し選び続ける心の動きや愛着を示す言葉です。

この記事では、ブランドロイヤルティの意味や具体例、企業にとって重要な理由を解説します。

■ブランドロイヤルティの固い説明

ブランドロイヤルティ(brand loyalty)とは、あるブランドを高く評価し、繰り返し繰り返し選好する消費者心理を示した言葉です。一言でいうと、特定のブランドに対する忠誠心であるということができます。(ロイヤルティ(loyalty)とは忠誠心と訳される言葉です。)

ブランドロイヤルティが高いお客様は、価格が多少高くともそのブランドを選んでくれますし、同じブランドを用いた新製品を選んでくれる可能性も高いです。また、口コミでそのブランドを知り合いに勧めてくれることもあります。

そのため、企業にとっては非常に重要なお客様になります。

例えば、ある人が非常にある入浴剤のブランドを高く評価していたとします。その人は、その入浴剤は非常に疲れがとれるし、肌にもやさしいと信じて長年愛用していたとします。

その人がその入浴剤が切れてお店に買いに行ったときに、ほかのブランドの入浴剤が安売りされていたとしても、ほかのブランドの入浴剤を選ぶとは考えにくいですよね。

また、その入浴剤と同じブランド名で石けんが発売された場合、信頼している入浴剤と同じブランドの石けんを購入することもあり得ると思います。

このまんがではメガネ君はどうやらメガネのブランドにブランドロイヤルティを感じているようです。それなので、全く同じ見た目であっても、違うブランドのメガネの方が安くとも、違うブランドのメガネは買わないという風に言っています。

でも、まんがの4コマ目はちょっと感じ悪いですよね。 

■ブランドロイヤルティが高いと企業にとってどんなメリットが有るの?

値段って大切ですよね?でも値段よりもっと大切なものはありませんか?

例えばとても好きなお気に入りのジュースがあったとします。その売場の横に少し安い商品があったとして、安い方を選ぶでしょうか?

多くの人は少しの値段の差ぐらいではわざわざお気に入りではない方を選ばないと考えられますよね?

このように、ブランドを好いてくれるお客様が増えると価格競争に巻き込まれにくくなります。そして、その結果利益を確保しやすくなりますし、その分商品やサービスの品質向上に取り組むことが可能となるのです。

固い言葉で言うならば価格感応度が低くなるということもできます。価格にお客様がそれほど反応しなくなるので過度な価格競争を回避することが可能となるのです。

■新商品を手に取ってもらいやすくなる

信頼されているブランドならば、ちょっと違う商品を投入すると「あのブランドなら使ってみよう」となることが発生します。

ジュースの例では、オレンジジュースでブランドロイヤルティを築けば、同じブランドでグレープフルーツジュースを出せば使ってもらう可能性が高まるという効果も期待できるのです。

■顧客生涯価値も高まる

お客様が生涯でどれだけそのブランドを使ってくれるかという顧客生涯価値(LTV)という指標があります。

ブランドロイヤルティが高い顧客は、他の商品に浮気することも少なく、関連商品を購入してくれたり、口コミで新たなお客様を連れてきてくれることも期待できます。

好きなブランドだったら、「ちょっと試してみてよ」とお友だちに勧めることもありそうですよね?

その意味で、ブランドロイヤルティを高めることは顧客生涯価値の向上につながるのですね。

■ブランドロイヤルティと顧客ロイヤルティの違い

ブランドロイヤルティは本記事で説明してきた通り、特定の商品やブランドを好きになることです。この眼鏡が好きとか、このブランドの洋服が好きという状況です。

コレに対して顧客ロイヤルティはお店や会社そのものに対する愛着を示す言葉です。

似ているようですが、ブランドは好きだけど特にその会社が好きかどうかには関心がないということもありますよね?

例えば、好きなポテトチップスはあるかもしれませんが、そのポテトチップスを作っている企業を好きかと問われれば、好きでも嫌いでも無いという感じです。

ここで、ポテトチップスを作っている企業まで好きなる状況を顧客ロイヤルティというのですね。

■中小企業はどうやってブランドロイヤルティを高めるのか?

大企業であればマスメディアを使ったCMや有名人を使った広告を活用し、ブランド知名度を高めることが可能です。

しかし、経営資源に制約がある中小企業はそれほど多くの広告費を使うことは難しいです。

ではどうすれば良いでしょうか?

■期待を裏切らないことが重要です

広告に力を入れるのも一つの考え方ですがブランドロイヤルティを高めると考えた場合、お客様の期待を裏切らないということが重要になってきます。

やることは非常に地味です。でも地味だからこそ積み上げていける方策になります。
  • 同じ品質の商品・サービスを提供する
  • 問合せに丁寧に対応する
  • 納期を必ず守る
  • 購入後のフォローアップを適切に行う
どれも当たり前かもしれません。でも、その当たり前を積み上げることで、安心なブランドという経験をお客様に積み上げてもらうことが重要なのです。

その意味で、ブランドロイヤルティは一朝一夕で形成されるものではありません。でも、一度形成されれば価格競争に巻き込まれにくくなるというとても強い企業の経営資源となり得るのです。


関連用語

ストアロイヤルティ

マーケティング
2012年2月29日

顧客ロイヤルティ(customer loyalty)

顧客ロイヤルティ_001
顧客ロイヤルティ(customer loyalty)とは企業やブランドに対する顧客の忠誠心のことを言います。ここでロイヤルティ(loyalty)とは忠誠心と訳される言葉です。そして、このロイヤルティの対象がブランドであるならばブランドロイヤルティと特に言いますし、店舗ならばストアロイヤルティと特に言います。

この顧客ロイヤルティが高い顧客は常連さんを超えた存在になります。古い言葉を使うとご贔屓さんになってくれるという事です。このご贔屓さんは、繰り返し買ってくれますし、競合他社の製品を買うようなこともありませんし、さらに知り合いに自社の製品やブランドを勧めてくれるような行動が発生します。

そしてこのようにご贔屓さんになってくれた場合、非常に顧客生涯価値(LTV)が高まります。

但し、一見顧客ロイヤルティが高そうであっても、外部的な要因(近くでお店がそこしかない、本当にほしいブランドが高価で自社のブランドを代替品として購入している)で購入し続ける場合があるので注意が必要です。これはいわば見せかけのロイヤルティという事ができます。

日本語で書くとよく似た言葉にロイヤリティ(royalty)という言葉がありますが、こちらはフランチャイズに加盟している店舗が本部に支払う名称使用料の事を指します。

このまんがでは女子生徒が非常に学食を贔屓にしています。顧客ロイヤルティが高い顧客はこの女子生徒のように行動することがあります。

こんなご贔屓さんがついてくれると学食の経営も安定してきそうですね。 
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