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財務・会計
2012年11月3日

固定資産

固定資産_001
固定資産とは、土地や建物のように、長期間保有して使用し続けたり、投資を目的として長期間保有し続けるような有価証券のことを言います。英語ではnon-current assetsと表記されます。英語では、流動資産ではない資産というイメージの表記になるのですね。

そして、この固定資産は有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産にさらに細分化されます。

以下、具体例を挙げてみたいと思います。

・有形固定資産
有形固定資産は形がある固定資産です。いわゆる固定資産のイメージに一番該当するものだと思います。
具体例:土地や建物、工場、機械

・無形固定資産
無形固定資産は形のない固定資産です。目に見えない固定資産なのでわかりにくいと思いますが、具体例を挙げればイメージしやすくなると思います。
具体例:ソフトウエア、特許権、営業権(のれん

・投資その他の資産
いわゆる投資のために保有しているような有価証券や債権や、子会社や関係会社の株式が該当します。
具体例:長期貸付金、関係会社株式、投資有価証券

また、この固定資産という考え方は流動資産ではない資産としてとらえる事も可能です。
 
流動資産になるためには、①正常営業循環の中で現金化される事(正常営業循環基準)、②1年以内に現金化される事が必要です。そして、このような資産ではない資産を考えるのならば、①正常営業循環に該当せず、現金化されるまで、1年より長くかかる資産を考えればいいわけです。
 
上の具体例は、この基準に当てはめても合致しますよね。

そして、この固定資産は貸借対照表上は次のような位置に表示されます。(流動性配列法の場合)
このように、一口で資産と言っても、流動資産、固定資産、繰延資産に分類されるのです。 
財務・会計
2012年11月2日

流動資産 | 現金になりやすい資産が短期的な安全性のためにはとても大切です

流動資産_001
流動資産とは、比較的短期で現金化できる資産や現金そのものを言います。現金やすぐに現金化できる資産はどこかに固定されているといった感じではなく、いろいろな用途に使える流動性の高い資産であるという事ができると思います。英語ではcurrent assetsと表記されます。

この流動資産の例として、先ず現金があげられます。現金ならすぐにでも使う事ができますよね。また、売掛金や未収金などのすぐに現金が入ってくるような債権も流動資産となりますし、商品などの棚卸資産も売れれば現金化されるので流動資産になります。

これとは逆に、スグに現金化されないような、土地や建物、長期で貸しているお金などは固定資産となります。

ただ、すぐに現金化されるかどうかはとても主観的な言葉です。人によっても違いますし、業種業態によっても考え方が変わってきます。

一週間後に現金化される場合は、すぐといえるでしょうか?でも現金商売の小売り行にとっては、1週間も待たないと現金化されないともいえます。

また、1年後でも造船など数年スパンでお仕事をする場合にとっては早いかも知れません。

■流動資産の判定方法

このように、これは流動資産、これは固定資産という風に挙げていくと、きりがないですし、非常に大変なことになりますので、次のような基準があります。

ルール1
・通常の営業取引から生じる債権は流動資産にします。(正常営業循環基準

ルール2
・ルール1に当てはまらない債権は決算日の翌日から一年以内に現金化・費用化するものを流動資産にします。(ワンイヤールール

このルールを用いて判断しますので、例えば、ルール1に該当すれば、現金化されるまで何年もかかるようなモノでも、流動資産となります。

そして、この流動資産は貸借対照表上は次のような位置に表示されます。(流動性配列法の場合)
このように、一口で資産と言っても、流動資産、固定資産、繰延資産に分類されるのです。
流動資産
 
onnanoko_bustup
それは流動資産ね。取引の流れで考えると、通常の売掛金と考えられるから。

onnanoko_bustup
あ、こっちは、通常の取引の流れには乗ってこない貸付金だけど、半年後に現金可見込みだから流動資産だわね。

neko_akire
何をしているんですか?

onnanoko_bustup
帳簿をつけているのよ。正しい記帳は正しい経営の一歩だからね。

流動資産と固定資産をしっかりと分けておくことで、経営分析も可能となります。このお話の通り、正しい記帳が正しい経営の第一歩なんですね。

■流動資産と経営分析

貸借対照表はその性質上、財産目録的な機能もあります。

ただ、世の中には色々な財産があって、今日の支払いに使える現金や預金のような財産から、1年以内の支払いに使えるような売掛金等といった財産もあります。(これら比較的短期に現金化できる財産を流動資産と言っています。)

また、これに対して現金化を基本的には予定しない工場の社屋や本社の土地建物なんかも貸借対照表には掲載されます。もっと言えば、計算上の都合で資産計上している無形固定資産なんて言うものもあります。

この中で企業の短期的な安全性を調べるためには、流動資産と比較的短期で支払わないといけない流動負債の比率を比較した流動比率と言った指標を考えていくことが有効になってきます。

詳細はリンクからみていただくとして、「流動資産÷流動負債×100%」という指標になります。

これは一般的には200%以上あれば安全(短期的に支払わないといけないお金の2倍以上を持っている)とされていて、逆に100%を下回ると短期的な資金繰りに問題があるかもとされる指標です。

こういったように、単に資産として考えるよりも、その資産の性質を流動資産や固定資産などと分けて考えることはとても有益なのです。

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