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選択的消費

経済学
2013年11月13日

選択的消費 | 選択の余地がある消費行動の場合、人はどのように行動するのでしょうか?

選択的消費
選択的消費とは、個人の判断で調整することができる支出の事を言います。

簡単に言うと、食費や家賃など生活を営むために最低限必要な支出ではなく(食事をしない事や住居に住まない事は通常はできませんよね?)、生活を営むために別に必須ではない支出といったイメージです。

この選択的消費の例としては、教養のために読む本に支出するとか、世界遺産を見るために日光へ旅行するために支出するといった事です。(とても大切な支出ですが、なくても当面の生活はできますよね?)

そして、こういった支出には一つの特徴があります、というのは、支出するかどうかについては選択の余地があるという事です。

読むための本を買うかどうかは、個人の意思で選ぶことができますし、日光に旅行に行くか、軽井沢にいくか、それとも旅行に行かないかも選択することができます。

という事は、所得水準が低下した際には、こういった支出からどんどん削られていくという事もできます。

収入が減少し、支出を抑えることが求められた場合、どのような支出から抑制しますか?食費とか家賃が抑えられたら良いのですが、こういった支出は抑制しようがないので(こういうのを基礎的消費と言います。エンゲル係数なんかが有名な指標ですね)選択的消費である、旅行とか書籍といった費用から抑制されるのです。

■景気が悪くなると減るのが選択的消費です

この選択的消費は景気が良くなればどんどん増えていきます。どんなに景気が良くなっても米やパンの消費量はあんまり変わらないですよね。(好景気だから米を2倍食べる人なんかあんまりいませんからね)

でも、選択的消費としての贅沢消費はどんどん増やすことができます。

でも逆に考えれば、景気が悪くなればこの種の選択的消費は削られる運命です。景気が悪くなって生活を防衛しないといけなくなった場合、使っても使わなくてもいいような消費を抑制するのが堅実な消費者だったりします。

その意味で旅行業などは景気敏感株だと言われたりするのです。景気が悪くなれば一気に消費が絞られる分野だと考えられますからね。
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