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破壊検査

生産管理
2012年8月13日

破壊検査

破壊検査_001
破壊検査とは文字通り、破壊(商品価値を損なう事を許容)して検査を行う手法です。

これは例えば、キャベツに含まれる有害物質の量を調べるために、キャベツをバラバラにすりつぶして検査するであったり、建築材料の強度を調べるために、壊れるまで力をかけ続けるといった検査方法です。

また、検査対象物を破壊するわけではないのですが、ジュースに薬品を混ぜて検査するといった事も破壊検査に該当します。(薬品を混ぜてしまうと飲めなくなりますからね。)
 
この破壊検査は文字通り、破壊(商品価値を損なう)ことを前提とするので、もちろん商品価値はなくなってしまいます。(有害物質の量を調べるためにバラバラにすりつぶしたキャベツを好き好んで欲しがる人はいませんよね?)

そのため、この破壊検査は全数検査には向いていません。というか、売り物全てを壊して検査するなどという事は通常ありえない事です。そのため、破壊検査を行う場合は、抜き取り検査を行う事が前提となります。

上のキャベツの例では、一部のキャベツをサンプルとして抜き出し、全体の有害物質の混入量を推定するわけです。

このまんがでは野菜の成分検査を依頼しています。そして、野菜の成分を検査する場合には野菜をバラバラにしての検査となると言っています。

この検査は破壊検査であるという事ができます。そして、破壊検査に使った野菜がもったいないと言われていることから、破壊検査を行った野菜には商品価値がなくなるという事ができます。 

■非破壊検査との違いと破壊検査との使い分け

破壊検査は文字通り物を破壊して中身を調べる方法です。そのため上で上げた例以外にも、建築物などで用いることはできません。検査のために橋を壊すなんてことは考えられませんよね。

このような場合は非破壊検査として、壊さずに調べるやり方を取ります。

例えば官能検査と言って人の五感で検査したり(叩いて音で検査する想定ですね)、X線や超音波なんかを使って見えない部分のひび割れを見たりすることが可能です。

このようにスピードも早く、物自体を破壊しないで検査できる非破壊検査ですが、精度面で限界があります。

そのため、量産品は抜き取りをしたうえで破壊検査を行う+非破壊検査で全数検査など組み合わせて実施していくこととなります。

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