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株式投資

財務・会計
2015年2月4日

配当性向 | 利益の中からどれだけ配当するかを示した言葉です

配当性向
配当性向とは、得られた利益のどれだけを配当に回すかの割合のこと言います。『性向』という言葉が、物事の傾向などを示す言葉なので、配当に対する傾向といった感じの意味合いになるのです。

そして、得られた利益のうちどれだけを配当に回すか?といった事がこの言葉の関心事ですので、以下のような計算式で求められるのです。


配当性向(%)=1株当たり配当額÷1株当たりの当期純利益×100

または(一株当たり配当額などが分からない場合は)

配当性向(%)=配当額÷当期純利益×100


配当性向などと言うとなんだか難しげな用語ですが、単に「稼いだうちのイクラを配当に回すの?」といった指標なのです。

例えば、一株当たり100円稼いでるような企業があるとします。その企業が、一株当たり50円配当していた場合の配当性向は

配当性向(%)=50円(一株当たりの配当額)÷100円(一株当たりの利益)×100

なので、50%となるのです。計算してみると普通ですよね?
  • 配当性向の高低は
さて、配当性向については単に利益の中のどの程度を配当に回しているかを示しているだけですので、良い、悪いの価値判断とは基本的に関係のない指標となります。

例えば、その企業が成長著しい分野で活動していて、自分の事業に再投資した方が結果として株主に報いられるとの判断をする場合もあります。(この場合、株主は売却した際にキャピタルゲインを得ることになります。)

このような場合、別に配当性向が低いからと言って責められるようなものではありません。

逆に、成熟した事業で安定的に利益を得られるような場合は、株主に報いるために配当を多めに出し、配当性向が結果として高まる場合もあります。

もちろん、このまんがのように、儲かっていない企業が配当を従来のまま出し続けた結果、単に指標としての配当性向が高まっているような場合もあり得ます。

いずれにしても、この指標単体では分かる事はそんなにないという事なのですね。

 
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配当割引モデル
理論株価 
財務・会計
2012年1月17日

ROE(Return On Equity)

ROE_001
ROE(Retuen On Equity)(株主資本利益率もしくは自己資本利益率)とは、企業が投下した株主資本に対してどれだけ効率的に利益を上げたかを示す指標です。

このROEは【ROE=当期純利益÷自己資本×100%】という計算式でもとめます。この式は、その事業の自己資本(株主資本)で利益を除すという構造になっているため、企業の大きさが異なっていても比較することが可能です。そして、このROEが高いほど効率的な経営を行っているということができます。

たとえば、500円の自己資本で100円の利益を得たA社と1000円の自己資本で150円の利益を得たB社があったとします。

この時A社のROEは100円÷500円×100%=20%、B社のROEは150円÷1,000円×100%=15%となります。自己資本の規模が違う2社ですがROEという比率を考えることによって、A社の方がより効率的な経営を行っていると判断することができます。

また、ROEは当期純利益を自己資本で除すという形式であって、総資本については考えていません。実際に負債を利用してROEを高めるという手法があり、ROEを比較する際にはそこに調査する必要があります。

BS2

この図のように、負債で資金を調達して商売をやればより多くの利益を上げることができると思いませんか?例えば貸借対照表Aの会社が10の利益を、貸借対照表Bの会社が50の利益を上げた場合、純資産は同額なのでROEは5倍になります。(自己資本比率が悪くなるのでやりすぎてはいけませんが…)
 
このまんがでは、経営クラブの先生は学食にライバル意識を持っています。そのためROEを学食より高めたいと思っているようです。

4コマ目で同僚の先生が借金取りに来ているように、どうやら負債を利用してROEを高めていたようですが、やりすぎてしまったみたいですね。

財務・会計
2011年11月3日

ROA(Return On Asset)

ROA_001
ROA(Retuen On Asset)(総資本利益率もしくは総資産利益率)とは企業の事業に投下した総資本が、どれだけの利益を稼ぎ出したかを示す指標です。経営分析の手法の一つで、収益性分析に位置づけられる手法です。

このROAは【ROA=利益÷総資本×100%】という計算式でもとめます。この式は、その事業の総資本で利益を除すという構造になっているため、企業の大きさが異なっていても比較することが可能です。そして、このROAが高いほど効率的な経営を行っているということができます。

たとえば、500円の総資本で100円の利益を得たA社と1000円の総資本で150円の利益を得たB社があったとします。

この時A社のROAは100円÷500円×100%=20%、B社の利益率は150円÷1,000円×100%=15%となります。規模が違う2社ですが利益率という比率を考えることによって、A社の方がより効率的な経営を行っていると判断することができます。

このまんがでは、学食と経営クラブどちらの収益性が優れているかを比べてみたいと言っています。この学食と経営クラブは規模が違う事が想定されるのでROAという指標を使って比べようと言っています。

そしてROAを求めるため、総資本と利益を調べようとしています。これらの値は水晶玉に聞くのではなく、財務情報を調べればわかります。例えば、株式投資の投資判断に用いるような場合、財務諸表が公開されていますので自分で計算することが可能ですよ。

BS

(注)この説明では総資本と言っていますが、総資本の額は上の貸借対照表で示した右側(貸方といいます)の「負債」+「純資産」を指します。
また、総資産とは貸借対照表上の左側(借方といいます)の「資産」の事を指します。
貸借対照表上、「資産」=「負債」+「純資産」となり、どちらの額も一致するため、ROAはどちらの額から計算しても同じ値となります。 
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