売れ筋とは、購入する人が多く、販売量が大きい商品群の事を言います。売れ筋商品は全商品のうちのごく一部になります。しかし、一般的にはこの売れ筋商品が売り上げの多くの部分を占めていると言われています。(パレートの法則)
概ね2割の商品がこの売れ筋に該当すると言われています。この売れ筋は売れ筋商品とかそんな風に使われます。
よくこの店の売れ筋は「まるまるアンパンです」などというのを聞いたことがあると思います。
この世に売れ筋という言葉は専門用語というよりも一般的な言葉になってます。
■売れ筋をしっかり売っていくことが大切です
この、売れ筋商品をしっかりと管理して販売することは、売り上げを伸ばしていくためにとても大切なことです。
というのも、お店には物理的な広さの制約があるため、売れるものを並べられるスペースには限界があるためです。
このことから、基本的な考え方としては、よく売れるものの売り場は広くし、売れないもの(死に筋といいます)の売り場を狭くするような調整を行っていく必要があるのです。
売筋商品にたくさんの売り場スペースを割くと言ったことがとても重要な考え方なのです。
そして売れるものをたくさん置くということでお店の売り上げを作っていくのです。
この商品売れ出したから、売り場を広げてどんどん売っていこうね。
なんか特定の商品だけ売れて売上を作ってるような感じなんですね。
売れ筋商品をしっかり売っていくのが商売の基本なんだよね。売れない商品は売れないから、売れる商品をどんどん売っていくことが重要なんだよ。
■売れ筋商品の把握は重要です
この逆に、売れ筋商品を把握することを怠り、売れ筋商品の在庫が無くなってしまうような事になると、機会ロスも発生しますし、顧客の信用も失われてしまいます。(ほしいものがいつも売り切れなお店って嫌ですよね?)
では売れ筋商品がいつまで売れ筋である保証はありません。そのためしっかりと売り場を管理し在庫を管理していかないといけないのです。売れ筋商品に対する一時的な需要が一巡し、その売れ筋が死に筋となってしまった場合、素早く処分していく必要があるのです。
このより常に何が売れているのかを把握することが重要なのですね。
このまんがでは、新商品が売れ筋商品になったようです。しかし、ちゃんとした管理を行わなかった結果、かなりの機会ロスが発生していると思われます。
このように、売れ筋商品は発見して、しっかりと管理していくことが大切なのです。
解説で出てきた用語・関連用語
パレートの法則