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倒産

財務・会計
2015年11月25日

債務超過 | 債務超過イコール倒産は明らかに言い過ぎです

債務超過
債務超過とは、貸借対照表上の純資産がマイナスとなっている状態を示す言葉です。

この債務超過に陥っている企業がどういう状況であるかを端的に示すと、もし現時点で会社を解散した場合を考えてみればわかりやすいと思います。

この債務超過という状態では、持っている資産を全て帳簿にのってい価格の通りに売り払えたとしても負債を返済しきれないといった状態です。

■資産が無いの?

と、債務超過と書くと資産が無いと考える人がいるのですが、必ずしも資産の多い少ないとは関係のない考え方となります。

例えば、3000万円の新社屋を建てた企業は3000万円の資産を持っています。このほかには運転資金として1000万円の現金を持っている企業であっても、赤字を続けて負債総額5000万円になったらどうでしょうか?

この場合、総資産が4000万円、総負債額が5000万円となり、1000万円分が債務超過になります。

このように、資産があったとしても債務超過になるケースは大いにあります。

■債務超過になったらたちまち倒産するの?

債務超過になったからと言っても、会社は資金繰りが回り続ける限り倒産することはありません。仮にどれだけ大赤字になって莫大な債務超過に落ち痛っとしても 、現金が回り続ければその会社は存続します。

例えば、大幅な債務超過に陥っていたとしても、十分な売り上げがあり、かつ売り上げを現金で回収できるような取引条件に恵まれた業態であれば意外にしぶとく存続しつづけることが可能となります。

もっとも、債務超過の状態になると、取引先の金融機関が新規融資に応じてくれにくくなったり、取引先との取引が難しくなってきます。(債務超過な企業に後払いなんかを許していたら、回収しそこなう可能性がありますからね。)

その結果、債務超過になると業績に響き始めて、最終的には窮境に陥るケースも多くなります。しかし、債務超過イコール倒産というのは明らかに言い過ぎになります。


 

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