まんがで気軽に経済用語

「知らないから動けない」をなくしたい。 中小企業診断士が、現場視点で経営用語をまんがでわかりやすく解説しています。 読むことで、生産性が上がり、心に余裕が生まれ、社会全体がちょっと良くなる。そんな循環を目指しています。

事業ドメイン

経営
2012年2月17日

事業ドメイン

事業ドメイン_001
事業ドメイン(domain)とは企業にとっての活動領域や事業領域のことを言います

ドメインを決定する事により、どの事業領域で戦うかという事が決まります。企業にとって競争相手と戦う戦場を決定する事となります。そして、この事業ドメインに企業の存在をかけて経営資源を集中的に投入していきます。

また、事業ドメインの決定により意思決定の焦点が限定され、経営資源の蓄積が達成しやすくなる、組織の一体感を醸成しやすくなるといった効果も得られます。

さて、D・F・エーベルの理論によると、この事業ドメインは以下の点を考慮して決定するとよいと言われています。

1.顧客機能(何を)
顧客に何を提供するか、何を提供できるかを決定する必要があります。市場のニーズをどのように満たそうとするかによって事業ドメインは変わってきます。

2.市場(誰に)
誰を顧客にするかを決定する必要があります。市場ターゲットはどこでしょうか?顧客はどこにいるのでしょうか?それを明確にする必要があります。

3.技術・ノウハウ(どのように)
自社の持つ経営資源をどのように生かしていくかを決定する必要があります。

また、ドメインを設定する際はコアコンピタンスは何であるかを合わせて考える必要があります。

このまんがでは吹奏楽部の事業ドメインは何であるのかを考えています。最終的には楽しい音楽を(何を)、小さい子供たちに(誰に)高い演奏技術で(どのように)という切り口で事業ドメインを決めたようです。

■事業ドメインの見直しと時代の変化

事業ドメインはとても重要なものになります。しかし、世の中に変化があればそれを見直すことも可能です。

例えば、昔のレコード屋さんがCDを販売し、今では音楽配信を行っていると言ったふうに、「誰に」「何を」「どうやって」を変えていくことがあり得るのです。

世の中は、テクノロジーも変わりますし人間の考え方も変わってきます。例えば、物より体験に重きを置く人が増えたなら、「何を」の定義として「体験を」としてもいいのですね。

このように、定期的に「顧客機能」「市場」「技術面」の3軸を点検して自社のコアコンピタンスは何処になるのかを再検討すると良いでしょう。

サイト紹介
まんがで気軽に経営用語を学んじゃおう。難しい・なじみのない経営用語でも、まんがなら簡単に親しめます。
まんがで気軽に経営用語について
TOP絵一覧

📘 noteでも発信中

経営支援の現場から、
言葉のリアルをお届けしています。

▶ noteを見る
索引
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
英字 A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z
数字 1 2 3 4 5
6 7 8 9 0
ライブドアさんから
badge
リンクについて

このブログはリンクフリーです。
以下のバナーもご自由にお使いください。

まんがで気軽に経営用語バナー
ランダム
  • ライブドアブログ