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オープン戦略

経営
2012年10月25日

オープン戦略

オープン戦略_001
オープン戦略とは、他社に自社技術を公開し、他社と協力しながら自社製品や互換性のある他社製品を事実上の標準(デファクトスタンダード)とすることを狙う戦略の事を言います。

このオープン戦略の特徴としては、自社内の経営資源だけではなく、外部の経営資源を有効に利用しつつ、製品の開発を行っていく点です。

このような事から、基本的に企業内部の資源を用いるクローズド戦略と比較して迅速に開発を行う事ができますし、開発した製品の普及も進むことが考えられます。

このまんがでは、新しいお弁当の容器を関係する業者が集まって作り上げようとしています。このように、外部の経営資源も利用して製品開発を行うようなアプローチをオープン戦略と言います。 

■オープン戦略の注意点

オープン戦略は他社と協力して一気に広めていけることが大きなメリットです。他社の経営資源も活用する事ができるのですね。

しかし、協力を募るというのはみんなが考えるのですが割と難易度が高いです。何よりも自社の特別な強みを将来の潜在的競合他社に公開するわけですから、競争優位性を喪失するリスクが伴います。

例えば、新しいゲームハードを開発した際、サードパーティのゲームソフト会社に仕様を公開すると開発されるソフトが増えて人気が出やすくなります。しかし副作用として模倣されやすくなるというデメリットもあります。

また、協力を募るといえば聞こえはいいですが、利害関係の調整が難しくなります。「協力を募る」と考えるぐらいですから、自社が主導権を取ることを暗黙のうちに想定しているケースがほとんどですが、経営資源が優位な企業が参入してくる可能性もあります。

その場合主導権争いで負ける可能性も大いに考えられるのです。

そのため実務的にはどこまで公開するか。非公開情報をどの程度もつかをよく検討し、自社がいないと事業全体が成り立ちにくいと言った設計をすることが肝心です。


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