まんがで気軽に経済用語

スポンサードリンク

J

生産管理
2013年8月24日

JASマーク | 農林水産物について大臣がお墨付きを与えています

JASマーク_001
JASマークとは、JAS規格を満たしている事が認定された製品に付けることができるマークのことを言います。

一定の品質を満たしている場合にこのマークを付けることができますので、逆に言うとこのマークがついている事が一定の品質の証明となります。

そのため、消費者はこういったマークがついている製品を選んで購入すれば、一定の品質基準を満たしている商品が手に入るという風に使う事ができるのです。
  • お墨付き
さて、このJASマークには、認証を受ける商品毎に様々な種類があります。例えば、ベーコンなどの等級が付くような商品には、等級付のJASマークといったモノがあるのです。

このように、単なる認証だけでなく、消費者がより選びやすいような機能も兼ね備えているのがJASマークです。

関連用語
JISマーク
生産管理
2013年8月23日

JISマーク | 製品の品質に対するお墨付きです

JISマーク_001
JISマークとは、第三者が「この製品の品質は問題ないですよ。」と認定された製品に付けることができるマークのことを言います。日本工業規格というちょっと硬い名前の規格に合格したらこのマークを付けることができるのです。

このマークがついているという事は、一定の品質を満たしているという事になります。

この一定の品質を満たしている事を確認するために、抜き取り検査をして品質に問題がない事を確かめて、更に製造の過程についてもチェック(品質管理の体制をチェック)します。

このように、成果物と作る過程双方をチェックして、品質基準を満たしている事を認証するマークなのですね。
  • 安心です
さて、このような認証を取っている業者であれば一定の品質を満たしている事は第三者が証明している事になります。

そのため、このような認証を受けていない業者に対してなら、行う必要がある「この業者は本当に大丈夫なの?」といった細かい確認作業を軽減することができます。

その意味で、社会全体の取引を簡便にするといった効果があるのです。
組織論
2013年7月17日

Jターン | 都会に出てきた人が故郷へ戻らず他の土地で働くことをJの字に例えます

Jターン_001
Jターンとは、地方出身の人が都会に出ていき(進学や就職で)、その後自らの故郷以外の地方へ行くことを指します。

イメージとしては、【故郷→都会→故郷以外の地方】といった経路で移動する事をJターンと言うのです。

故郷→都会→故郷という経路で移動するならアルファベットのUのイメージになるのですが、地元に戻らないので、少し長さが足りないJの字になるという感じですね。

さて、このJターンは例えば、『栃木県』で生まれ育った人が『東京』へ進学し『長野県』で働くといったイメージです。

都会で生活していた人が、地方に移住するといった感じですね。趣味のサーフィンを楽しむために海の側に移住するとか、趣味の山登りのために日本アルプスの側に住むとかそういった感じでしょうか?

また、Uターンを試みたけど故郷の経済状況があまり芳しくなく、故郷の比較的側の地方都市に移り住むといったパターンも考えられます。

いずれにしても様々な理由で選択されるJターンですが、Uターンと比較して自分のあまりよく知らない地方に拠点を移すといった意味でリスクが大きいと考えられます。

関連用語
Iターン
経済学
2013年2月21日

Jカーブ効果

Jカーブ効果_001
Jカーブ効果とは、自国通貨の上昇や下落局面において、貿易収支が最終的に想定される方向と、短期的に逆に動くことを言います。
  • 長期的には
例えば、自国通貨が下落する局面では、国際的な競争力が向上します。(円安になると、今まで1ドルで販売していたものが1ドル以下で販売できるイメージです。つまり安く販売できるようになるという事ですね。)

また、自国通貨が安くなるわけですから、外国から購入するモノは高くなります。

安くなれば需要が喚起され、高くなれば需要が抑制されるという極めて自然な流れから、自国通貨の下落は輸出の増加と輸入の減少を招くと考えられます。

このように、輸出が増えて輸入が減るわけですから、長期的にみると貿易収支は改善します。
  • 短期的には
しかし、短期的には逆に貿易収支が悪化するというのがこのJカーブ効果です。

さて、なぜ短期的に逆の動きをするのでしょうか?

まず、為替相場下落しても短期的には輸入の需要は変わりません。例えば、石油の値段が上がったからと言っても、スグに石油を使わないというわけにはいきませんよね?(長期的には需要は抑制されます。)

この場合、為替相場は下落しているので、輸入に必要なお金は多くなります。(数量が減らずに単価が上がるわけですから、輸入金額が増加するのです。)

逆に、輸出する数量も短期的にはあまり変わりません。

この場合も、為替相場は下落しているので、輸出によって受け取るお金は少なくなります。(数量が変わらず、単価が下がるわけですから、輸出金額は減少します)

この結果、短期的には自国通貨の下落から想定される貿易収支の改善とは逆に動くのです。

Jカーブ

この図のように、自国通貨の下落が短期的に貿易収支を悪化させ、長期的には通常考えられる通りに貿易収支を改善させるのがJカーブ効果のイメージです。

グラフを描くと、ちょうどアルファベットの『J』の字に似ていることから Jカーブ効果と呼ばれるのです。
スポンサードリンク
サイト紹介
まんがで気軽に経営用語を学んじゃおう。難しい・なじみのない経営用語でも、まんがなら簡単に親しめます。
まんがで気軽に経営用語について
協力者募集について
弊サイトキャラクターおよびイラスト募集について
TOP絵一覧
  • RSS
  • Twitter
索引
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
英字 A B C D E
F G H I J
K L M N O
P Q R S T
U V W X Y
Z
数字 1 2 3 4 5
6 7 8 9 0
ライブドアさんから
badge
リンクについて
本サイトはリンクフリーです。リンクいただきましても特にご連絡は不要です。
もしバナーが必要でしたらこちらをご利用いただければ幸いでございます。

header
電子書籍を出してみました
  • ライブドアブログ
project
◆経営マンガのポッドキャスト
ポッドキャストで気軽に経営用語 ◆経営マンガのツイッター小説
経営マンガのツイッター小説
Facebook