72の法則とは、複利計算を行う際、元本が2倍になるタイミングを簡単に求めるための法則です。
その名の通り、金利で72を割れば、2倍になる大体のタイミングが分かるというわけです。
【72÷金利=2倍になる大体の年数】
例えば、7%で運用できる場合
72÷7=10.28
で大体10年ですよね?
また、この式を応用すれば、8年で2倍にしたい場合の金利も大体わかるという事です。
72÷金利=8
金利=72÷8=9%
- 大体の数値に意味があるの?
さて、大体の数値と上で説明した通り、この値は厳密には正確ではありません。
しかし、この値を知っていれば、色々な判断の材料になります。
例えば、「自分に預ければ5年で2倍にするよ!」みたいな投資の勧誘の判断材料に使えますよね。
この投資は、大体14.4%で運用しなければ5年で2倍にはなりません。この水準の利回りが妥当かどうかを判断すればよいのです。
逆に、14.4%という金利で借金をするという事は5年で元金が2倍になる金利だという事が分かるのですね。
このように、大体であったとしても、この72の法則をおぼえておくと、色んな局面で役に立つと思います。
このように、大体であったとしても、この72の法則をおぼえておくと、色んな局面で役に立つと思います。
- 正確に計算したい
さて、大体ではなくて、正確な値が知りたいという人はコチラの計算式に当てはめれば計算できます。