野外広告とは、屋外に掲示する広告のことを言います。不特定多数のいわゆる通行人を対象とする広告です。
街を歩いている時によく目にする、看板や広告塔、アドバルーンなどといったモノがこの屋外広告と呼ばれるものです。また、郊外を電車などで走っている時に田畑に立っている大きな広告もこの屋外広告です。
このように、文字通り屋外にある広告を屋外広告と呼びます。
■屋外広告の特徴
屋外広告は、繰り返し目にするので印象に残りやすいですし、広告がターゲットとする対象に合わせてピンポイントで広告を出すことができるのでうまく使えば非常に効果的です。(例えば、地理的に近くにあるお店の広告を出すことになるので無駄が少ないです)
また、比較的広告のコストも安くすることができるのも大きなメリットですね。
ただ、屋外に広告を出すため、街の美観や安全面などにも影響するのでしっかりと法律で規制されている分野です。
そして法律のみならず、待ってによっては例えば京都のように自治体の条例によって法律以上に強い規制がかけられてる場合もあります。
このような、ルールを熟知した上でしっかりと良い広告を打っていくことは屋外広告には求められるのです。
うちの店もぜひ広告を打とうと思うんだけど何かいい方法ないかな。
新聞広告がいいかも。地域の人に広く知ってもらえるし。後は折込チラシかな。こっちのだともっと細かく地域を狙って宣伝できるから。
でもチラシ系だと一回しか宣伝できないから、大きな看板を駅前に立てるとかはどうかな。
■主な屋外広告
屋外広告と言うと主に大きな看板などをイメージする方が多いと思います。しかしこの屋外広告とは、屋外に掲示する広告であるため特に看板に限ったものではありません。
例えば大きなディスプレイをピルなどに設置し、通行人に映像として見てると言ったことも行われています。
関東圏の方にとっては、渋谷のスクランブル交差点の大型ディスプレイなどがお馴染みかもしれません。
また繁華街などでは、大型トラックの荷台に企業広告が書いてあって、繁華街を走り回るなどといったことも行われています。
電信柱に掲示されている広告などもこの屋外広告の一種です。またイメージは着きにくいかもしれませんが、飲食店などの暖簾もこの屋外広告であるとされています。
関連法令
野外広告物法
関連用語