hrm
HRMとはヒューマンリソースマネジメント(human resources management)の頭文字をとった言葉で、日本語訳すると、人的資源管理と訳されます。

ただ、人的資源管理と言いつつも、単なる人事管理ではなく、経営戦略に合致させた形で包括的に人的資源を管理しようとするアプローチとなります。

経営は人モノ金、といった資源を投入し、成果を上手く生み出すことが重要ですが、そのうちの人の管理を『企業戦略』と合致させた形でやりましょうというのがこの言葉のイメージです。

単純に人が不足しているから人事異動で引っ張ってくるとか、なんとなくジョブローテーションの名目で、特に考えなく経理部から人事部、営業部といった風に異動させてみたりする事とは一線を画す考え方です。

自社の将来のビジョンに役立つように、人材を獲得し、配置し、育成し、活用する。新規採用から最終的な退職に至るまでどのように人材を活用すると自社の競争優位の構築につながるのかまで考えていくような感じです。

そして、これらの職能を統括する人をCHO(チーフ・ヒューマンリソース・オフィサー)と呼ぶのです。

■HRMが注目される理由

会社に入ったらなんとなくジョブローテーションという言葉であちこちの現場を経験させられ、OJTの名のもとに現場で訓練を受けたりします。

しかし、現在では人材こそが最大の競争優位の源泉であると理解されています。そのため、単なる従来の人材育成だけではなく、従業員のキャリア育成と企業の戦略の間に整合性を取ることが重要です。

このまんがでは、思いつきや気まぐれではなくニューギニア支店勤務になると言っています。このように明確な戦略に基づいて人事配置をすることが重要だったりするのです。

この際、マンガでの若い彼には何かニューギニア支店勤務を通じて身につけたい能力があるはずです。そのように個人のキャリア開発の方向と会社の人材育成の方向が合致していくことが重要なのです。