タンス在庫
タンス在庫とはお客様が既に持っている商品の事を言います。そして、このタンス在庫は新しいものを販売したいというお店側にとっては潜在的な競争相手となります。

というのは、一般にお客様の家のタンスには(別にクローゼットでも物置でもよいのですが)過去に購入した大量の商品が存在しています。

そして、タンスに既にある商品と同じような商品を提案しても、「そういえばアレってタンスにあったから、そっちを使えばいいや。」となりがちです。

そのため、小売店は競合店との競争のみならず、お客様が過去に購入した者とも競争しなければならないのです。
  • 流行色という現象
さて、流行色という現象があります。「今年はビビッドな色がトレンドだから…」といった風に毎年目先を変えて提案することができるのです。

すると、「今年は鮮やかな色が流行っていますよ。デザインは似ていますが色展開が違うので、一着どうですか?」といった風に提案することにつながっていきます。

世界的な流行色はインターカラーが数年前に提案(決定?)します。なんだか計画的陳腐化に近いイメージですが気のせいでしょうか?

■衣料品以外のタンス在庫(タンスに入りませんけどね)

例えば、冷蔵庫に入っている牛乳やヨーグルトもタンス在庫の一種です。考え方を拡張すれば、自宅にある在庫が新しい需要を減らすという意味ですので。

この意味で、プリンタで使う紙が大量に余っていれば紙を買わないですし、余っているのがインクだったら在庫を使い果たすまで通常はプリンターの買い替えを検討しないはずです。

そのため、在庫を消化したあとにどうやって購買を促していくかが重要になってくるのです。