トレンド
トレンドとは流れの事を意味する言葉で、流行の中でも長いスパンにわたって続くようなモノを指す言葉です。ブームファッドのように短期的なものではなく、傾向とか流れといった意味合いなのです。趨勢といったとても強い言葉に訳されることもあります。

例えば、地球環境にやさしいモノであったりサービスは長い期間にわたって求め続けられています。これは時代の趨勢であり、短期的に環境にやさしくない商品がもてはやされたとしても、長期的に見ればより環境にやさしいものが求められるようになってきています。

このように、長期的にみた流れをトレンドというのです。
  • 流行の期間で分けると
さて、このトレンドに似た言葉でファッド、ブームといった言葉があります。

ブームは聞いたことが多いと思いますが、ファッドはあまり聞きなれないですよね?この機会に大まかな違いを押さえてしまいましょう。

まず、ファッドですがこれは、ごく短期間の流行の事を言います。例えば、学校で『ネリケシ』が1学期の途中から流行ったけど、2学期には誰も持っていないとか、お笑い芸人さんのギャグが数週間だけ流行ったといったイメージです。

これに対してブームはファッドよりも長いスパンの流行となります。例えば、お笑い芸人さんで言うならば一世を風靡したギャグとかそんな感じです。ヨーグルトダイエットがブームになっているとか蕎麦ブームといった感じで、3か月以上続くけれども1年は続かないといったイメージになります。

そして、トレンドはこれよりも長く続く流行で、流行というよりも時代の流れといった感じになるのです。

この時代の流れですから、長く愛されるブランドになる可能性があり、長期的に企業の存続基盤となりうる力を持っていたりします。

■トレンドは見極められるか?

このようにトレンドは「いっときの流行」とは違って、人々の行動様式や考え方の変化が長く続くようなものです。

例えば、健康志向や余計な物を買わないといった環境思考といった考え方は人々の行動原理に組み込まれつつあります。

そして、こういった内容に基づいた流行はトレンドになりやすくなります。

他方、意識していないとそういった人々の考え方の変化は見えにくかったりします。例えば、1980年代に消費生活を謳歌していた人は、甘いジュースや使い捨て商品、燃費の良くない車などを誇示するように消費していた事が歴史からわかります。

しかし、その同じ人達が未だに消費生活者として現役ですが、そのような使い捨ての消費活動や健康に良くないとされる飲み物を積極的に摂取すると言った行動をする人は少数派になっているはずです。

そして、それらの考え方は徐々に人々の考え方に入り込んできたものであり、意識していないと自らの消費行動の変化に気がつくことが難しかったりします。

その意味で、トレンドを掴むためには自分も含めた人々の考え方の趨勢を冷静に見ていくことが重要だったりします。

アナログですが、日誌なんかをつけていると見極めに役立つかも知れませんね。