純広告
純広告とは、特定の広告代理店等を経由せずに直接特定の媒体に掲載されるような広告のことを言います。

例えば、この『まんがで気軽に経営用語』が「もっとゴルフをやる人に見てもらいたいな」と考えたとします。(あくまで例ですよ)

その場合、ゴルフ関係の用語を書くのにプラスして、広告で「こんなサイトがあるよ」といった風に知らせていくという手が使えますよね?

その際に、広告会社に依頼して一斉に広告を配信するといった通常の広告と、特定の媒体に直接「実はこんな事をやっているサイトなんですが、広告の掲載をお願いできますか?」といった風に交渉し、広告を掲載するといった方法の二通りが考えられます。

一般的に、広告代理店に依頼すれば、クリック課金である、クリック保証型広告や、みられる回数を保証してくれるインプレッション保証型広告といった方法を採ることになるのですが、直接交渉の純広告はどのような方法であっても採る事ができます。(相対の交渉ですからね。)

そのため、月額いくらの月極といった料金体系を取る事も可能になるのです。

■純広告の効果測定は可能か

純広告はネット広告風に言えばリーチ保証をしてくれます。特定のメディアや媒体での露出を確保できるのが強みとなります。

しかし、ディスプレイ広告やリスティング広告のようにCTRやCVRを測定しにくいケースが多くなります。

このあたりは、ネット広告であれば特定のLPにアクセスが来るように設計すればある程度測定することが可能です。ただ、設計によってはそれも難しい場合もあるので、中長期的なブランディング効果を重視していくときに用いると良いでしょう。

特に、ブランドを知ってもらうことには意外なほど大きな効果があったりします。BtoB企業などは潜在顧客に(意思決定者も究極的には一消費者ですから、一般向けの広告を目にします)認知してもらうことに通じるのです。

■純広告の注意点など

純広告は、自分の出したい媒体に直接依頼をして広告を出すことができる仕組みです。そのため、掲載場所や掲載期間などを交渉することができます。

他方で、本質的に自由度が高いため広告効果の計測は困難になります。

広告を出す媒体によってはインプレッション数さえ提供されないため、効果測定が難しいだけでなく、最低限いつまで広告を出せばいいかなどの最低有効フリークエンシーも、これ以上出しても広告効果が飽和してしまっているという最高有効フリークエンシーもわからなかったりします。

その上さらに、広告費の基準もバラバラになっているので、経験が薄いと相場と全く関係のない価格で契約してしまうリスクもあります。

また、広告を出す媒体のコンテクストを理解していないと、読者に逆に悪い印象を与えてしまうリスクも存在しているのです。

これらのことから、純広告を用いる場合は、媒体のもつイメージ、読者の属性、交渉条件などにも気を使って自社の広告を位置づけていくことが重要なのです。