固定客
固定客とは、自社の製品やサービスを繰り返し、長期にわたって購入してくれるようなお客さんの事をいいます。いわゆるお得意さんといったイメージになりますね。

さて、みなさんも「商売をするうえで固定客はこの上もなく大切だ」といった事をきいたことがあると思います。「あそこのお店は、味が変わって今までいた固定客が来なくなってから業績が…」とか、「あのお店は固定客がついているから成功するよ」といったようなお話です。

この会話では、固定客の有無がそのままお店の業績の良否につながるという風に言っています。

さて、それはどうしてなのでしょうか?別に固定客がいなくとも、売れていれば問題ないですよね?例えば、観光地で観光客相手に相場よりも明らかに高い商品を売っているお店があるとします。

このようなお店は、あまり固定客がついていないと考えられますが(私なら常連にはならないですが、どうでしょうか?)立派に運営しています。

しかし、毎回、たまたま立ち寄るといったお客を集めるのは非常に大変なことです。この例のような観光地ならば、観光地自体に固定客がついているから良いのかもしれませんが、通常はチラシをまいたり、交通広告屋外広告を出したり、口コミを狙ったりと様々な努力をしなければなりません。

そして、努力をしなければならないということは、それだけコストがかかるという事なのです。

(一般的に、一度顧客になってくれた人を繋ぎ止める事の方がコストはかからないと言われています。このような、顧客を繋ぎ止めるための考え方をリテンションマーケティングと言います。)

と、なんだか色々書きましたが、結論としては固定客はとても大切な人たちなのですという事です。

■固定客を増やすためには

お客様が何度も来てくれると、会社の経営にとってはとても安定する要因になってきます。ではどうやって固定客を増やしていけばよいでしょうか?

まず考えられるのは、人とのつながりを演出することです。例えば、店員さんに顔と名前を覚えてもらっていて、前購入した商品を前提とした接客をされたら嬉しいですよね?

そのようなことがうまくできれば、自然と固定客が増えていきます。

また、古典的な方法ですが、ポイントカードやLINEなどを使ったクーポン配布など、ちょっとしたお得感を訴求することもポイントです。

お店に通えば、特典が増えていく設計になってイタルすると、また通いたいとなるものです。

こう言ったことを実現するためには、お金をかけないのであればお客様ノートなんかをつけることです。(小規模なお店には特におすすめです。記録を取っていくと世界が変わる時が来ます)

ただ、ちょっと規模が大きくなると少し難しくなるのでコンピュータの力を借りて顧客データベースを整備しCRM(顧客関係管理)などの仕組みを導入することなども検討できます。

こういった事はお金が無いからできない、とか、システムがわからないからできないというのではなく、「お客様との関係を深めるためには何ができる?」と自ら問うてみて、まずできることから始めるのが大切です。

お客様を繋ぎ止めるリテンションマーケティングなどという分野もあるぐらい、お客様の固定客化は重要な領域だったりするのですから。