プロフィットセンターとは、収益及び費用が集計されていく部門のことを言います。
収益と費用双方が集計されていく部門ですから、収益から費用を差し引いた利益を業績評価に用いることが可能となります。という事は、プロフィットセンターの目標は利益を大きくする事、すなわち、収益を増加させ、費用を削減するといった事が目的となります。
となると、費用のみが集計されていく部門であるコストセンターと異なり、自部門の評価を高めるために4通りの考え方が出てきます。
すなわち、利益を増やせばいいわけですから、費用が増加したとしてもそれ以上に収益を伸ばせばいいという考え方や、収益が減少したと言ってもそれ以上に費用を押さえればいいという考え方。
費用はそのままで、収益のみを伸ばすという考え方、収益はそのままであっても、費用を押さえればいいという考え方です。
このように、プロフィットセンターに位置付けられると、いろいろな方策を採る事が出来るのです。
例えば、生産部門をプロフィットセンターであると位置づけたとします。その場合、単にコストを削減するといった判断以外にも、費用をかけたとしても、付加価値の大きな製品を作っていこうという発想もあり得ます。
いずれにしても、収益と費用の差分を大きくすればよいわけですからね。
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