MOTとは日本語で記すと技術経営の事で、マネジメントオブテクノロジー(Management of Technology)の頭文字をとったものです。
技術経営なので「技術者が経営するのかな?」とか「さかさまにして経営の技術、つまり経営の技法の事かな?」といった風に考える方もいるかもしれませんね。でもMOTはもっと素直に捉えて、『技術力に立脚しているような事業の経営管理』といった意味になります。
つまり、技術力に立脚している事業の経営管理ですから、どのような技術が将来有望であるかを見極める必要がありますし、その技術をどのように事業に結び付けていくかを考えていく必要があります。(技術を事業化するまでには、死の谷、ダーウィンの海、魔の川といったRPGみたいな名前の付いた関門を越えていく必要があるのです。)
- 学問分野の呼び方にもなっています
「そのような意思決定を適切に行うためには、経営管理のみならず技術にも精通した人材を育てないといけないよね」という発想から、MOTという学問分野も生まれています。
このMOTは技術分野のMBAなどと説明されることもあります。
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