獲得資本
獲得資本とは、企業が本来の活動によって生み出した利益からなる自己資本の増加分事を指します。

例えば、期首に総資産1000万円、負債600万円、純資産400万円の企業があったとします。
その企業は会計期間を通じて努力した結果、期末には総資産1100万円、負債600万円、純資産500万円となったとします。

このような際に、純資産の増加分100万円が獲得資本のイメージとなります。

具体的な勘定科目としては、利益準備金やその他利益剰余金などがあげられます。

となんだか難しめに書いていますが、簡単に言うと、文字通り、事業を行った結果本業で獲得してきた資本金といった感じですね。

■他の自己資本との違いは

自己資本は会社を営むための「元手」ですが、簿記をちょっとかじった方は資本の掲載されている「純資産の部」は色々と記載が別れていることに気がつくと思います。

このように、わざわざ分けて書くからには違いがあるのです。

まずは出資者から直接払い込まれた資本である「払込資本」があります。これは出資者が出資してくれたお金にあたり文字通りの意味で元手となります。

また、資産の評価替えで生じる「評価替資本」といったものも存在します。

そして、本業を頑張った利益の蓄積で形成されるのが今回のテーマである「獲得資本」になります。

獲得資本は本業の頑張りで蓄積されるものなので企業活動の成果の歴史が詰まっていると言うことも可能です。無味乾燥な貸借対照表かも知れませんが、よく眺めてみると、資本金と一言で言っても色々な性質があることが見えてくるのです。

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