リクープ
リクープとは、費用や当初の出資分などを回収するといった意味合いの言葉です。英語ではrecoupと表記され、取り戻すといった意味の単語なのですね。

と、なんだかあいまいな感じですね。まあ、こういった言葉は正確な定義はないので、使われる文脈からどういう意味で使われているのかを判断するしかない感じです。

この言葉は、損失を取り戻すという意味合いで使われることもありますし、出資した分が返ってくる(返す)という意味合いで使われる事もあります。

例えば、100万円出資したあるプロジェクトが上手くいって、当初の出資金分が回収できたとします。そういった際に「あのプロジェクトはリクープできたよ。」などと使われたりします。

いずれにしても、聞きなれない言葉が出てきたり、自分の知っている使い方とニュアンスが異なる使われ方をしている場合、それとなく、どういった意味合いでその言葉を使っているかを確認しておくと良いと思います。

■リクープの使い方と注意点

リクープという言葉は映画やイベントなんかで使ったりします。お金を取り戻すという使い方ですから、投資額を取り戻すと言った文脈で使います。

例えば、制作費300万円の演劇の舞台なら、作成費をリクープしたなんて使ったりします。こういったビジネスは基本的には売上≒貢献利益となりますので(売上原価はほとんど発生しない)売上を制作費と同じだけ上げれば投資が回収できたと考えていいのですね。

とはいえ、定義があやふやな言葉ですから、人それぞれのリクープ基準ができてしまいがちです。そのため、リクープという言葉を収益分配時のトリガーとすると問題が生じがちです。

そのため、「リクープできたら収益を配分する」なんてあやふやな言い方ではなく、「利益が出たら配当します」などと由緒正しい誰でも計算できる基準を用いるといかも知れませんね。