ファッド
ファッドとは、一時的な流行や、一部の人たちだけに受け入れられる流行のことを言います。英語ではfadと表記されます。

イメージとしては、一瞬だけ流行ったような商品のことを言います。そして、一瞬だけの流行ですので、特に重要ではない流行の事を言います。

時代を作った流行といったモノがあり得ると思います。例えば、『たまごっち』とか『ビックリマンチョコ』のように、社会全体で議論を引き起こすような大きな影響力を持ったような流行です。

これに対してファッドは、「理由は分からないけど、クラスの中で一瞬だけ流行ったよね…」といった感じに、短命に終わり、また社会的にも全然重要ではないような流行のことを言います。

このファッドを企業側からの視点で見るのならば、通常の商品のように、導入期、成長期、成熟期、衰退期といった風に製品ライフサイクルの考え方に沿って需要が推移するのではなく、大きく成長して、短期間でいきなり衰退するといった感じとなりますね。

■ファッドとトレンド、ブームの違い

ファッドは一瞬だけの流行りです。これに似た言葉でトレンドやブームがあります。

ファッドはクラスで数日だけ流行る遊びのようなイメージです。これはあんまり売上には繋がらないので重要ではないとされます。(ただ、これから述べるブームやトレンドと『事後的』にしか区別できないのが問題なんですけどね)

それでは、以下似たような言葉をまとめて整理してみます。

区分 ファッド(Fad) ブーム(Boom) トレンド(Trend)
特徴 一時的・爆発的に流行してすぐ消える
流行った理由が不明
急速に冷める
比較的長い流行 社会的な大きな流れ
期間 数日〜数週間 数カ月〜数年 長期的
(5年以上続くことも多い)
一発屋の遊び・一瞬の流行語 たまごっち、ビリーズブートキャンプ SDGs、健康志向など
企業への影響 在庫リスクが高く持続性がない 短期的な売上拡大につながる 長期的な成長戦略の基盤