アウトドア・アドバタイジング
アウトドア・アドバタイジングとは、野外に設置する広告のことを言います。英語ではoutdoor advertisingと表記されます。

さて、こんな風に書いていますが、日本語に直して一言で言うと『野外広告』の事ですね。

交通広告とかアドバルーンなどがこのアウトドア・アドバタイジングに該当します。まあ、アウトドア(野外)にある、アドバタイジング(広告)といった理解になると思います。

さて、この野外広告は比較的安価で設置できるといった利点があります。また、繰り返し見せることによって効果が浸透していくという利点もあります。

更に、(地理的な切り口が主にですが)ターゲットとする客層に訴求できるといった利点もあります。

例えば、渋谷区笹塚にある中華料理屋さんが、全国ネットのテレビでコマーシャルを放映できてもテレビを見ている人の中の99%には意味がない情報になってしまいます。

しかし、笹塚を通っている京王線ホームから見えるところにアウトドア・アドバタイジングを設置したらどうでしょうか?

この場合、ターゲット層がいるエリアに絞って広告を出せるので非常に効果的ですよね?昔ながらの方法ですが廃れないのはこういった利点があるからなのです。

■デジタル技術とアウトドア広告

最近の野外広告は動いたりしますよね?大きなモニターに動画を表示したりするデジタルサイネージという手法が用いられています。

動かすことができるため、時間帯に合わせたメッセージを表示することができるので、ターゲット層の退勤時間に「お疲れ様です、ハッピーアワーでいっぱいいかがですか?」みたいなことを機動的に行えるのが利点となります。

また、天候やイベントに応じて柔軟な配信ができるというのも強みです。従来の広告で無理やりソレを実現したかったら、看板業者さんがフル稼働して張り替え続ける必要がありましたので。

また、QRコードを上手く活用して、スマホでその場で読み取ってもらうなどの手法も考えられます。このような意味で、古くて新しい手法なのですね。


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