ソースマーキング
ソースマーキングとは、商品の供給元があらかじめバーコードを商品に付けておくことを言います。英語ではsource markingと表記されます。

ソース(源泉)でマーキング(バーコードを付ける)といったイメージですね。

こんな風に説明を行うと、「商品にあらかじめバーコードが付いているのは当たり前だよね?」と思う人も多いかもしれません。現に、ほとんどの商品についてはあらかじめバーコードが付与されています。

しかし、モノによっては小売店側がバーコードを付ける「インストアマーキング」という方法が採られています。(例えば鮮魚、青果、精肉などの生鮮三品はお店でバーコードを付与する例が多いです。)

その為。一見当たり前なバーコード付与方法ですがソースマーキングと名前がついているのです。
  • 値段の情報は?
さて、あらかじめバーコードがついているというと値段の情報について気になりませんか?

希望小売価格が設定されている商品であっても基本的にお店によって、商品の値段は異なってきます。

とすると、商品の供給元が一括してバーコードを付ける際に値段の情報はどうしているのでしょうか?

「Aさんのところに卸す商品には、150円のバーコードを付けて、Bさんのところには170円で…」なんてことは無理ですよね?

そのため、お店側で価格の情報を持たせるといった事で解決しています。

例えば、Aさんのお店では「商品コード1番の商品は150円で…」という風に商品マスタに登録し、Bさんのお店では「商品コード1番の商品は170円」といった風にするのです。

価格情報を含んでいないのがミソなんですね。

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