インストアマーキングとは、小売店側で作成されるバーコードのことを言います。お店で(インストア)バーコードを作成する(マーキング)といったイメージの言葉ですね。
さて、どうしてお店が独自にバーコードを印刷する必要があるのでしょうか?最近では大体の商品にはあらかじめバーコードがついていて「大体の商品にはあらかじめバーコードがついているよね?」と言った風に考える人も多いと思います。(こういうのをソースマーキングといいます)
- 予めバーコードを付けられない商品もあります
しかしどのような商品であってもバーコードを付けられるかというと、そうでもありません。
例えば、農作物とか鮮魚などにはバーコードはついていませんよね?(海で採ってきたアジとかサバや畑で採れたトウモロコシ、肉類にはバーコードはついていませんよね?)
じゃあ、「市場で卸売りをする際に、共通のバーコードを付ければいいじゃない」といった風に考えるかもしれませんが、このような商品はいわゆる『量り売り』を行ったりと、簡単にバーコードを付けられるようなものではないのです。
しかし、「バーコードがつけられないから、最初からつけないようにするよ」とすると、レジを打つ人も大変ですし、何がいくつ売れたか?といった情報を入手できないといった問題も発生します。
このような問題に対処するために、「じゃあウチのお店で独自にバーコードを付けてレジと連動させましょう」という発想がインストアマーキングなのです。
関連用語
事業を営むのに必要な情報姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。