スカンクワークス
スカンクワークスとは既存の組織から独立した少数精鋭のチームで、革新的技術や製品の開発を行う事を目的とした組織のことを言います。

もともとは、アメリカのロッキード社にあった秘密開発部門が『スカンクワークス』と呼ばれていたことから、このような組織をスカンクワークスと呼ぶのです。

さて、このスカンクワークスは少数精鋭・極秘開発・高い独立性という、少年の心を刺激する魅力的な単語で説明されます。

このような組織では、日常の開発活動から切り離され、ハイリスクハイリターンの技術開発を行っていきます。

(もっとも、少数精鋭・極秘・高い独立性という要素のある組織をワザワザ構築したうえで、日常の開発活動は行わないですよね?)

■オープンイノベーションとスカンクワークスの違い

スカンクワークスはこのように少数で秘密裏に動く、秘密組織的な考え方になります。その意味でとてもクローズドの手法になります。(クローズド戦略

他方で、近年はオープンイノベーションという外部の資源を取り入れてリスク分散と成果の両方を狙うオープン型の仕組みも存在します。(オープン戦略

と、このように書くと両者は対立する概念だったり、相互排他的な概念だったりすると考えられますが、目的やステージによって使い分けることが望ましい効果をもたらします。

例えば、基本はオープン戦略を取り、技術の進歩を素早く行いつつ、核心的な内容についてはスカンクワークスを取り入れて機密を守り少数精鋭で一気に成し遂げるというイメージです。

よく対立概念のように捉えられる経営用語をどちらか片方だけ選ぼうとするケースがありますが、営利事業なのですから柔軟に考えてよいのです。