キーテナント_001
キーテナントとは、商業施設内で顧客を吸引するための核となっているテナントのことを言います。英語ではkey tenantと表記します。(和製英語です。)

例えば、大規模ショッピングセンターなどにおいて、知名度の高いホームセンターが出店していて、「○△というショッピングセンターの○○というホームセンターに行こう」といった形の行動を顧客にとらせるようなテナントをキーテナントと言います。

この、『○○というホームセンター』に来た顧客の一定の割合は、ショッピングセンター内の他の店舗を見て回ると考えられます。

つまり、『○○というホームセンター』が集客の役割を果たしたと言えるのですね。

このように、集客の役割を果たすようなテナントをキーテナントというのです。

■キーテナントはどんな基準で選定するか

どんなに大きなショッピングセンターであってもすべてのお店が平等に大切というわけではありません。(もちろん建前では出店者様と言われると思いますが)

お店の中でも特にお客様を呼ぶ力の大きなお店があり、そのようなお店をショッピングセンターはキーテナントとして選定するのです。

例えば、大型スーパー(生鮮三品に強みがあるとか明確な強みがあると望ましいです)や電気屋さん、映画館、大型書店などです。最近ではジム(フィットネスクラブ)なんかもキーテナントとなり得ます。

こういったお店に行きたいと考えるお客様がショッピングセンターを訪れる機会が増えますので、いわゆるキーテナントとされるのですね。

こういったキーテナントは、集客力があり、継続的に運営され、他のお店とのシナジーを持つなどのポイントで選定されます。どんなに集客力があっても継続性がなかったり、他のお店とマッチしない場合はキーテナントとして誘致することが難しくなったりします。

ショッピングセンターにもいわゆる客層があり、ショッピングセンターのターゲットとしている客層と合わないお客様を集めても、回遊があまり見込めないためシナジーが薄くなるなどの事情も考慮されるのですね。

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