購買代理機能_001
購買代理機能とは小売業が持つ社会的な役割の一つで、小売業は消費者に代わって生産者などから購買しているという機能の事を言います。

このサイトの読者の皆様は、それぞれお仕事やご家庭で活躍されているものと思います。しかし、多くの人は、八百屋さんじゃないですし、魚屋さんでもないですよね?

それでも、プロの八百屋さんが選んだ質のいい野菜や、プロの魚屋さんが選んだ魚が食卓に上っていると思います。

こういった事って当たり前のようですがすごい事ですよね。だって、野菜の素人である消費者が、プロが選んだ野菜を食べているわけですから。

こういった事を指して、小売業は消費者の購買を代理して担っているという風に言われるのです。

(イメージとしては消費者の代わりに、日本一のニラを栃木県まで仕入れに行くといった感じです。消費者は通常そこまで手間をかけられないのですが、小売業者が代理で買ってきてくれるので、良い食材が手に入るんですね。)

まあ、小売業は生産者と消費者の間に入る存在ですので、生産者側の立場から見る事もできます。こちらの立場に立てば、生産者の代わりに販売活動を行う、販売代理機能なわけですが、あまりこういった解釈はされないですね。

■購買代理機能は情報提供も行っている

お店は良質な商品を消費者の代理で買ってきているだけでなく、消費者にとって有益な情報提供を行う機能も持っています。

例えばJASマークがついて、トレーサビリティーも確保された農作物がどうして安心安全なのかを生産者に変わって消費者に伝えるといったことも行われます。(そのほうが売れ行きが良くなるため、小売店もボランティアでやっているわけでないのが秀逸な点ですね。)

また、珍しい野菜などの美味しくて栄養をうまく接種できる調理法を伝えたりすることで消費者にとって価値を高めることを行っているのです。

このように小売業は消費者が買いやすくするという情報提供機能も提供しているのですね。