コールドチェーン_001
コールドチェーンとは、低温で生鮮食品を流通させるような方法のことを言います。そして、単に低温でという事ではなく、低温の状態が途切れることなく続くように物流を行うという事です。

さて、このようなコールドチェーンが実現したことによってどのような良い事が起こるのでしょうか?

それは、生産地が遠隔地になったとしても生鮮食品(青果・鮮魚・精肉といった生鮮三品とかですね)が安定的に供給されるという事です。

そして、遠隔地から生鮮食品が供給されることにより、価格が安定するという非常に大切な効果があげられます。

そのためには、低温倉庫が中間拠点として整備されている事が重要だったりします。

あなたが今日食べた食材の中にも、このコールドチェーンが可能となって初めて手に入るようなものがあるはずです。

(内陸にお住まいの方にとっては多くの海の幸が該当しますし、群馬や長野で採れたレタスが新鮮な状態で産地以外の人の食卓に上るという事もこのコールドチェーンの恩恵です。)

市場や卸売業者を通じて仕入れをしていると、このコールドチェーンなども含めてちゃんと設計してくれますが、市場外流通を選択するならば自社でしっかりと設計する必要があります。

■コールドチェーンが必要なのは食品だけではない

少し前に、ワクチンを超低温で流通させることの重要性が世の中を騒がせたことがありした。ワクチンが温度が上がると効き目が弱くなるとのことでした。

このように、医薬品物流においてもコールドチェーンは必要不可欠なのです。どこかのタイミングで温度があったまってしまえば、せっかく技術の粋を集めて開発したワクチンも無駄になってしまいます。

その意味で、コールドチェーンも含めて先端技術なのですね。物流は紀元前からあった論点ですが、現代においても決定的に重要な論点なのです。

さて、このような極めて重要なコールドチェーンですが、ソレが途切れていないことを監視するために近年ではIoT技術を取り入れてリアルタイムで温度監視したりします。

まさにコールドチェーンは世界のインフラになりつつあるのですね。