閲読率_001
閲読率とは、新聞で特に使われる指標で、新聞を購入した人のうち、実際に新聞を読んだ人の比率のことを言います。

新聞は、自動的に自宅に届けられたりする事が多いので、届いた人と、実際に読んだ人の数に乖離が出るんですね。

そして、その乖離率を測るために閲読率という指標が生まれているのです。

さて、「閲読率なんて新聞業界の人以外には関係ないよね?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、あなたが新聞に広告を出稿する場合を考えると閲読率という指標は大きな意味を持ちます。やはり閲読率が高い新聞に出した方が有利なのです。というか、読んでくれない読者をたくさん抱えている媒体に広告を出しても無意味ですよね?

例えば、100万部発行されている新聞に広告を出して、「これで100万世帯に届くぞ!」と安心していたら実際には閲読率が非常に低く、毎日届いてはいるけれどもほとんど読まれていない媒体だったらどうでしょうか?

正直言って意味は薄くなってしまいますよね。読まれないという事は、読んでいない人に対しては、表現していない事と変わらないので、広告効果は薄くなってしまいます。

このことを逆に考えれば、新聞会社の方で閲読率をワザワザ測っているのには「発行部数が100万部で、閲読率は80%なので少なくとも80万人は見てくれるはずですよ。だからウチの媒体を使ってもらえれば効果が高いですよ」と広告主に説明するためなんですね。
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