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BUとはBusiness Unit(ビジネスユニット)の略で、事業ごとに収益を管理するための組織単位のことです。

この記事ではBUの意味や具体例、部門制との違い、ビジネスユニット制の考え方をわかりやすく解説します。

■単なる部ではない 

さて、略すとBUなので「部」と覚えてしまいそうですが、注意点があります。それは、このBUは単なる○○部といった形ではなく、あくまで事業の単位なので、各BUが収益管理の単位となるという事です。

言い換えると、製品や事業ごとにBUとして分け、それぞれが製品や事業を企画運営していき、収益を管理していくというイメージです。(この切り口なので、複数の部課が一つのBUに所属するという事は当然あり得ます。)

例えばひとつの BU に、製造部・営業部・販売部などが属すことがあります。 

但し、BUは収益管理の単位となりますので、収益を獲得する事業に直接かかわる業務のみがBUに配置されます。

そのため、企業がBUで管理するという場合に、経理とか人事といったいわゆる間接部門は本社機能として受け持つことになります。

neko
ウチがビジネスユニット制を採用するならば、学校向けなどの事業者向け、小売業としての一般消費者向けに分けられるね。

onnanoko_bustup
収益単位で分類するのがコツなんだね。


■BUの例

■1.地域分けの例

また、例えば、地域ごとにBUとして管理したいという場合において、業務遂行の都合上、担当する各県で部課を分けていたような場合は、『関東というBU』に、『東京第一部』とか『栃木営業所』といった部課が所属するようなイメージです。

■2.チャネル毎の例

また地域ではなく販売チャネルごとに分けると言ったことも行われます。例えば卸売業に販売するBU、直接小売業に販売するBU、ネット等Eコマースを利用して直接消費者に直販するBUといったイメージです。

■共通する領域をくくる

この BU はがむしゃらで作るのではなくある程度共通点を持つ必要があります。例えば上の例で、地域ごとに顧客特性が変わるのであれば、地域分けが望ましいと考えられます。

他方販売チャネルによって顧客特性が大きく異なるのであれば、販売チャネルごとに分けた方が望ましいと考えられます。

ただBUでくくるためには、ある程度共通点を持つ必要があります。主にそれは顧客に対してどうやってリーチするか、お客様をどうやって満足させるか、競合とどうやって差別化するかといった観点でまとまります。

■BUと部門制との違い

BUは事業毎の収益管理を目的として組織を分ける考え方です。コレに対し、部門制の場合は職能毎に組織を分ける考え方で、営業部や製造部、人事部などの分け方になります。

コチラのほうが馴染みがある方も多いと思います。

例えば、従来の部門制の営業部は複数の商品を販売することがあります。また製造部も複数の製品を製造していくことが多いでしょう。

しかし、BU制の場合は、商品や顧客ごとに組織をまとめます。

例えば、学校向けなどの事業者向け、小売業としての一般消費者向けという事を考えるならば

学校向けBUは、営業担当だけでなく、学校向けの商品の企画運営、サポート担当などを事業単位として運営します。そのため学校市場での売上や利益に責任を持ちます。

一般消費者向けBUは店舗販売やEC販売、消費者向け商品の企画を担当することになるでしょう。

このように、顧客層毎に組織を分けてそれぞれが収益責任を負うという考え方がBU制の特徴なのです。

解説で出てきた用語・関連用語
プロフィットセンター
レベニューセンター