為替介入_001
為替介入とは、政府や中央銀行が自国通貨の為替相場を安定させるために、市場に介入することを言います。(外国為替平衡操作)

具体的には、外国為替市場で通貨の売買を行うといった行為となります。

さて、一国の政府や中央銀行が外国為替市場に介入するわけですから、その効果は一般的に言って絶大なものとなります。

その為、実際に市場で売買を行わずに、「介入するよ!」と言ったメッセージを発して、介入への警戒感で市場の過熱を抑えるといった事も行われています。

このまんがのように、為替が急激に動くと実体経済に悪影響を及ぼす場合があるので、為替介入が行われることがあるのです。 (とくに外需関連株に影響が強く出ます)

■為替介入の種類

この為替介入の種類にはいくつかあります。まずひとつ目は「単独介入」で自国だけが動いて為替介入をこなう一般的なイメージの為替介入となります。

ただし、自分の国だけの対応になりますので、国の経済力によってはそこまで大規模な介入ができないケースもあります。(我が国であれば相当大規模に介入が可能で、投機筋のポジションを軒並みロスカットに追い込むことも可能だったりしますが)

この他には「協調介入」といった方法もあります。こちらは、他国と共同して同じ方向に介入するといった動きになります。市場としては複数国が一度に介入してくるので流れが一気に変わるのです。(さすがに複数の主要国に対抗はどんな投資主体であっても無理ですから)

代表的には2000年9月のユーロ買い協調介入や、2011年の東日本大震災の際に、円高阻止でG7が協調介入したという例があります。

円相場に対する協調介入では、このときは1ドル79円前後で推移していた円相場を81円近辺まで一気に変動させたという実績があります。


いずれにしても、為替相場の急激な変動は多くの国で好ましいとは考えられていないため、為替介入が来る可能性があります。為替の急変動を元にした事業戦略を立てる際は、このリスクも考えて行く必要がありますね。

関連用語
為替リスク
覆面介入