内需関連株_001
内需関連株とは、株式の中で(しばしば市場で取引されている株式の中で)内需に事業の重心を置いているような株式の事を言います。

そして、事業の重心を内需に置いているわけですから、内需の増減に株価の上下が比較的強く連動すると考えられている株式となります。

イメージとしては、建設業や不動産業、百貨店などの小売業、鉄道会社、電力会社といった、国内の景気が良くなれば、活況になると考えられる業種です。

さて、(政府部門の需要も含む)『内需』関連株なので、公共投資の増加も、内需関連株の価格が上昇する材料となります。

また、円高も、輸入価格が下がり、輸入を行う企業の業績が向上すると考えられる事から内需関連株の材料になりえます。(もっとも、中長期的に輸出企業の業績を悪化させて、国内の景気を冷やすとも考えられることから一概には言えませんが。)

この逆に、外需に業績が大きく左右されるような株式を外需関連株と言います。

■内需関連株のメリットとデメリット

内需関連株への投資を考えてみます。内需関連株は国内需要に収益基盤を置くので為替変動などの影響を直接的には受けにくいというメリットがあります。(とはいえ、円安は業績を押し下げる方向に作用しますが)

例えば、鉄道会社や小売業などは基本的に国内だけでお金を回していますので、海外の景気の影響をそれほど受けずに手堅くキャッシュを生み出してくれます。

他方で、内需依存度が高いため、景気が悪化したら総崩れになる可能性も高くなります。いわば同じ池で魚を釣っている状態ですから、その池が枯れ始めれば当然のように悪影響を受けるのです。

また、財政政策や金融政策の影響も比較的大きく受けますので、その意味で政治リスクも取る銘柄であると言うことができます。