トラフィックビジネス_001
トラフィックビジネスとは、大量のトラフィックを集めてWebサイトを収益化するといったビジネスモデルのことを言います。

大量にアクセスを集めれば、そのうちの一定の割合は広告をクリックするであろうという発想の確率論的なビジネスモデルです。

■トラフィックビジネスの収益モデル

もちろん、単純に、アクセス数の内の数%(しばしば0.数%となりますが)が広告をクリックすることは十分に想定できますので、クリック保証型の広告であればある程度の収益は見込めます。
インプレッション保証型であっても、そもそものアクセス数が多いので収益化できる事は同様です。)

ただ、本当に大量のトラフィックを集める必要があるため、膨大な労力を投入して真剣に取り組む必要があります。

■トラフィックビジネスの注意点と対策

トラフィックビジネスはGoogleなどの検索エンジンやSNSからの流入に依存しやすいため、検索順位の変動(アルゴリズムアップデート)によるPVの低下や、広告主の都合での広告単価下落などで打撃を受けやすいといった問題もあります。

とくにWebサイトを運営していると検索順位の変動には悩まされると思います。そのうち、グーグルさんしか知らない正解を明確なフィードバックのないまま探り続けるゲームをやっているような気分にすらなってくると思います。

そのため、以下のような対策も必要となります

  • 検索エンジンだけでなくSNSなどの多様な流入源を持つ。一昔前には相互RSSによる送客などありとあらゆる手で流入源の多様化を図る必要があります。

  • サイト全体の滞在時間や回遊率を高めて評価を安定させる

  • 広告収益だけに頼らず、サブスクや物販などの補完手段も検討する

このように、トラフィックビジネスの問題の根本的な部分は、走り続ける事が要求されるため、中小・小規模事業者が自社サイトを構築して取り組むためには非常に大変だというところです。

これが大手企業になれば、いわゆるポータルサイトやニュースサイトを運営することができるため、一定程度の仕組みでトラフィックを集めることができるようになってくるのです。

■トラフィックビジネスに向いているサイトの類型

トラフィックビジネスは、「とにかく人が集まる、PVを集めるサイト」であれば収益が上がる傾向があります。具体的には、次のようなサイトが該当します。

  • ニュース系まとめサイト

  • エンタメ系(芸能・トレンド・YouTuberなど)

  • 漫画・アニメ・ゲームの紹介サイト

  • 無料ツール系・診断系サイト

これらはPVが集まりやすく、ユーザーが広く浅く訪れる構造を持つため、広告モデルとの相性が良いのです。


ただ、上で指摘した通り、まとめサイトや紹介サイトはとにかく鮮度が命になりますので毎日膨大な労力を投入する必要があります。

他方で、あまり参入障壁を構築できるような業態ではないため、検索エンジンのアルゴリズムだけでなく、常に競合の参入の脅威にさらされるという脆弱な面もあったりするのです。

■単価は最初から作りこんだアフィサイトなどに軍配が上がる

このトラフィックビジネスは積極的に特定の商品を販売する紹介するわけではありませんので、商品を紹介するために作りこんだアフィリエイトサイトやドロップシッピングサイトと比較してPVあたりの収益性はあまり高くありません。


これらの特定商材に狙いすましたサイトと比較して、PVに収益が依存するというビジネスモデルであるのがトラフィックビジネスです。

そのため、広告単価などには影響力があまり及ばないため、サイト運営者はとにかくPVを集める施策に力を注ぐことがトラフィックビジネスを成功させるための方法となります。