マーチャンダイザー_001
マーチャンダイザーとは、商品企画から販売まで責任を持つ専門担当者を指します。
この記事では、マーチャンダイザーの役割や仕事内容を具体例と共にわかりやすく解説します。

<簡単な説明>
マーチャンダイザーとは、担当する商品のマーチャンダイジングについて責任を持つ人、マーチャンダイジングを実際に責任を持って行う人といった意味の用語となります。

このマーチャンダイザーには、しばしばマーチャンダイジングと同じMDという略称が用いられます。

■マーチャンダイザーのお仕事

それでは、マーチャンダイジングを実際に行うとはどのようなことでしょうか?実際にあなたがミネラルウォーターのマーチャンダイザーになったとして考えてみたいと思います。

この場合、あなたは担当するミネラルウォーターの市場調査や仕入、販売促進、在庫水準の決定、販売方法の決定など広範な権限を持ちます。

簡単に言うと、ミネラルウォーターを販売する為に必要なことは、ほぼ全てあなたが決められるという状況です。 

但し、あなたはそういった大きな権限を持っているので、担当しているミネラルウォーターの販売成績について、大きな責任を負う事になります。

このように、あなたはマーチャンダイザーとして担当する商品(今回はミネラルウォーターですね)に対して、様々なことを決定できるような大きな権限を持ちます。(しばしばすべての権限を持ちます)

その反面、販売成績に対する責任も負うのです。(権限・責任一致の原則といって権限があることには責任も生じます)

■マーチャンダイザーに必要なスキルと資質って?

マーチャンダイザーという職種に求められるのは以下のような資質となります。

①市場や消費者のニーズを把握するちから

②商品の魅力をうまく引き出す企画力

③仕入れ・在庫を調整する数値管理力

などです。

よく「どんな商品を売ればお客さんが喜ぶか」を考える仕事等と説明されますが、それだけではちょっと不足していて、お客様が喜ぶ商品の魅力を引き出す企画力が必要だったりします。

そして何より、ちゃんと欠品しない量の仕入れを行うという難しい舵取りも求められます。(欠品するぐらいなら多少余らせて処分価格で売ったほうがマシだったりします。)

たとえば、学校の文化祭でクラスの出し物を決めるときを想像してください。お化け屋敷にするか、食べ物屋さんにするかは、お客さまの気持ちを想像や調査して考えますよね。これが「①市場や消費者のニーズを把握するちから」です。

そして、商品を売るために「どうやって商品の魅力をアピールするか」も大事です。市場から求められているものを単に並べるだけでなく、ちゃんと魅力を発信する必要もあります。

また、せっかく売れるものでもちゃんとお客様が欲しがる量を用意できないと機会ロスが発生するだけでなく、昨今では転売ヤーが跋扈して評判を落としてしまったりします。逆に、売り切れない量を仕入れてしまうと、今度は滞留在庫廃棄ロスが発生して資源やお金の浪費につながってしまいます。

このように、数字をもとにしっかり計数管理をできる人がマーチャンダイザーには求められるのです。

特に小売業界ではPOSデータなど社内に多くのデータが蓄積されていますので、それの分析を通じて販売計画を立案し、販売促進施策も合わせて考えることが大切なのです。商品力の高い商品を仕入れるセンスと分析力、収益性を確保できるような冷静な計数管理力とかなり高度なお仕事だったりするのです。