マーチャンダイジング_001
マーチャンダイジングとは、商品政策とか商品化計画と日本語で表現される活動で、最も有効に商品を市場投入するための活動といった意味の言葉です。英語ではmerchandisingと表記されMDと略されます。

さて、最も有効に商品を市場投入するとはどのような活動でしょうか?

消費者が欲しがる商品を選定して取り扱う事が重要です。消費者が、「こんな商品を探していたんだ!」といった風に感じるような商品を取り扱う事ができれば信頼感を得られそうですよね。

また、適切な数量を確保することが求められます。顧客が来た時に品切れを起こしていたら、機会ロスも出ますし、何よりせっかく来店した顧客をがっかりさせてしまいます。ただ、逆に沢山仕入れすぎて、商品の鮮度が悪くなっていても行けませんし、何より在庫を持ちすぎていると経営上好ましくありません。

更に、価格政策も重要です。高すぎたり安すぎたりする価格を付けるのは望ましくありません。

但し、マーチャンダイジングの領域はこれだけにはとどまりません。

というのは、最も有効に商品を市場投入することを目的としているわけですから、仕入から始まり、陳列方法を計画する事、販促の実施、広告の作成といった事も重要な要素になります。

このように、消費者に有用な商品を届けるための、すべての領域の活動をマーチャンダイジングというのです。

■データを活用したマーチャンダイジング

昨今ではどのような商品が、いつ、よく売れているかを調べることは比較的容易になっています。この情報を次の仕入れや陳列などに活かすことができれば強力そうですよね?

そして、実際にそれは行われていて、「データを使ったマーチャンダイジング」などと呼ばれています。

例えば、雨の日に傘がよく売れるのはわかると思いますが、カップ麺もよく売れたりします。そのようなデータがあれば、雨の予報が出ていればカップ麺の在庫量を増やしたり、少なくてもよく売れるところに陳列するなどの工夫ができますよね?

このようなことは、一昔前は店員さんの持っている重要なノウハウだったのですが、今では数字をもとに考えることができるようになっているのです。

さらに、AI技術を活用したレコメンドや、ECサイトなどの販売データも含めて分析することもできるようになってきています。自店舗とネットショップを両方持っていることをクリック・アンド・モルタルなんて言っていましたが、現在ではそれらをほんとうの意味で統合するオムニチャネルなどの考え方が注目されています。

その考え方をマーチャンダイジングの観点から捉え直したオムニチャネルMD等といった店舗とネットを一貫した商品戦略を実現している企業も増えてきているのです。

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