消費性向_001
消費性向とは、可処分所得のうち、どれだけを貯蓄ではなく、消費に使うか(消費するか)を示した指標です。

所得から税金や社会保険料を差し引くと可処分所得となります。そして、この可処分所得はさらに、消費するか貯蓄するかの二択になります。

使えるお金が可処分所得なので、「使うか取っておくかが問題だ」というわけですね。

そして、この消費性向とは、どれだけの比率を実際につかったか(消費したか?)を示す指標というわけです。

逆に言うと、この消費性向が高いほど、消費意欲が高いという事ができます。(まあ、そういう指標なので当たり前なのですが。)
  • 消費性向の分だけ、所得が増えたら消費は増えるのか?
例えば、消費性向が80%だったとします。その時、100円所得が増えたら80円が消費されるのでしょうか?

消費性向という用語の意味からして、そのように考える人も多いと思います。しかし、こちらは限界消費性向という考え方になります。
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