
委託図方式とは、製造業などで用いられる方式で、組み立てメーカが要求した仕様に基づいて、部品などを供給する側が細かい設計を行い生産・供給を行うという方式です。
但し、図面自体や設計に付随して発生した特許権は組み立てメーカ側が保有します。
これは、組み立てメーカ側が「設計費用を支払うから、○○という仕様を満たす部品を作ってよ。」といった風にするからです。お金を払って設計を委託するといったイメージなのですね。
- 承認図方式との違い
さて、似たような考え方で承認図方式というものがあります。
コチラも、委託図方式と同様に組み立てメーカが要求した仕様に基づいて、部品などを供給する側が細かい設計を行い生産・供給を行うという方式です。
しかし、こちらの方式の場合、図面自体や特許権は部品メーカが持つといったイメージです。

