第六次産業_001
第六次産業とは、第一次産業(農業とか水産業ですね)の従事者が、自ら加工を行ったり、販売したりを一貫して経営する事を言います。

第一次産業従事者(農業・水産業など)が、第二次産業的な加工(食品加工など)を行い、さらに第三次産業(流通)を行うような経営形態です。そして、この第一次産業と第二次産業、さらには第三次産業までを一気通貫で行っているので、1+2+3の第六次産業なのです。

経営的には、川下へ向かう多角化のイメージですね。(関連:垂直統合

例えば、かんぴょうを栽培している農家が、かんぴょう加工し「かんぴょうキャラメル」といった商品を開発したとします。(「かんぴょう栽培」が第一次産業で「かんぴょうキャラメル」の加工が第二次産業です。)

そのうえで、独自の販路を開発して「かんぴょうキャラメル」の販売(第三次産業ですね。)を行ったとします。

こういったイメージが第六次産業のイメージとなります。文字通り第一次産業+第二次産業+第三次産業なのですね。
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