クリック率とは、インターネット上での広告成果を見るための指標の一つです。単純に言うと、広告が表示された回数に対して何回クリックされたかを示すよう指標ですね。
この指標は【クリック率=クリック数÷インプレッション数】で計算することができます。
例えば、百回クリックがされていた広告があったとします。そして、その広告は一万回表示されていました。この場合のクリック率は100÷10,000=0.01となります。1%というわけですね。
このクリック率とは上の計算式の通り、CTRと同じ考え方となります。
- どんな考え方から来ているの?
広告はクリックしてもらってこそ初めて効果を発揮するという風な考え方から来ている指標です。
例えば、アフィリエイトサイトや物販のサイトを紹介するような場合では、何度広告を見せたとしてもあまり意味はなく、自分のサイトに来てもらわないと、売上にはつながりません。
そういった場合、どれだけ広告をクリックしてくれたかを測定して、よりクリック率の高い広告表現に改善していくことが大切です。
- 費用対効果
さて、インプレッション保証型広告などで一万回の表示を500円で購入したとします。
その場合、一回でも多くクリックされた方が費用対効果が高くなりますよね?
例えば、1回しかクリックされなければ、1クリックあたりの単価は500円になります。(クリック率は0.01%です。)
しかし、上の例で500回クリックされたとすれば、1クリックあたりの単価は1円になります。(クリック率は5%です。)
この場合、単純にクリック率が高い方が費用対効果が高いという事ができます。
しかし、クリック保証型広告の場合は、クリック率と費用対効果は無関係となります。クリック一回当たりで課金するという広告出稿方法ですから、クリック率が高いという事はそれだけ多くのお金を支払うという事になりますし、クリック率が低ければそれだけ支払うお金が少なくて済みます。
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