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UUとは、ユニークユーザーの事で、Webサイトに何人のユーザが訪れたかというアクセス数の考え方の一つです。英語ではUnique Userと表記されます。グーグルAnalyticsではユーザー数と表示される指標です。

アクセス数と言えば、累計表示回数であるPVとこちらのUUが良く用いられます。

■PVとUUの違いはなんですか?

それでは、PVとUUの何が異なるのでしょうか?簡単に言うとPVは累計閲覧数、UUは訪問者数を示す指標です。

UUは訪問者数を示しているので、訪問者が累計何ページを見たかなどは関係ありません。
 
例えば、100人の閲覧者がそれぞれ100ページずつ閲覧しても、1ページしか閲覧せずに帰ったとしても同じ100UUなのです。

逆に、PVは累計閲覧数を示しているので、上の例では、100人の閲覧者が100ページずつの閲覧の場合、10,000PVになりますし、100人の閲覧者が1ページずつしか閲覧しなかった場合100PVなのです。

■UUを把握してどうするの?

さて、このようなUUですが把握して何に使うのでしょうか?これは定義に戻って考えていきたいと思います。

UUは『ユニークユーザーの事で、Webサイトに何人のユーザが訪れたかというアクセス数の考え方』と本サイトでは解説していますので、何人Webサイトに来たかを知りたい時に使う指標となります。

■施策の成果指標としてUUを使う

例えば、何らかのキャンペーン施策を行う場合を考えます。このときの効果測定として、例えばSNSでの投稿前後でのUUを測定することが考えられます。

キャンペーン情報を提供したらUUが50%増えたとかであれば、そのキャンペーンが集客という意味では効果があったと認識することが可能です。(売上につながっているとは言っていません)

この時に、PVを成果指標とすると、ページビューですから、1人のすごく興味を持った人を誘客しその人が100ページも見たら数値が歪んでしまい、目的を達成できなくなる危険性もあるわけですね。

(UUなら+1ですがPVは+100なので、例えば、誘客したサイト規模が月間100UU、200PVぐらいだった場合、+100PVになってしまうので、すごい成果が出たと誤認する可能性があります。)

■サイトの改善に向けた示唆を得るためUUとPVをセットで使う

例えば、UUは増えていますが、PVが伸びないといったことも考えられます。その場合、せっかく見に来てくれた人があまり他のページを見てくれていないことを示します。

このような場合は、サイト内の導線を改善して回遊性を高めるといった方策に繋がります。

他方で、UUはそのままで伸びていないがPVが伸びている場合は、特定の有用なコンテンツがあり、ファンの育成が進んできていると考えることができるのです。

■UUの目安は

わざわざ難しい論点を書かなくてもいいと自分でもわかっているのですが、自分自身の調査のために以下のように調べてみました。

本サイトやスモールビジネス向けのWebサイトについての統計は見つけられませんでしたが、HubSpotの調査では、平均サイト訪問者数が月間375,773UU、中央値20,000UUと報告されています(対象は主に米国のB2B・B2C混合)

これは大規模サイト過ぎてあまり参考にならないかもしれません。もう少し中小規模向けではDatabox社の調査が参考になります。

Industry(業種) Users(月間UU平均)
Apparel & Footwear(アパレル・履物)21.41K
Automotive(自動車)9.06K
Construction(建設)1.86K
Consulting & Professional Services(コンサルティング・専門サービス)1.91K
eCommerce & Marketplaces(EC・マーケットプレイス)7.08K
Education(教育)5.37K
Food(食品関連)6.12K
Health Care(医療)2.46K
Health & Wellness(健康・ウェルネス)3.18K
Information Technology & Services(情報技術・ITサービス)2.87K
Industrials & Manufacturing(製造・工業)3.04K
Real Estate(不動産)2.02K
SaaS(クラウド型ソフトウェア)2.74K
Technology(テクノロジー全般)3.66K
Travel & Leisure(旅行・レジャー)7.12K

※出典: Databox – Website Traffic Benchmarks by Industry(2023年4月時点)
※日本語訳は著者によるものです。


どうでしょうか?例えば、月3Kとあるのは3000UUとのことですから、一日あたり100UUといった水準です。

目標にすることができそうでしょうか?ちなみに本サイト、『まんがで気軽に経営用語』はConsulting & Professional Services(コンサルティング・専門サービス)に該当するようですから、1.91Kが一般的なUUのようですね。(1910UU/月)

■これから頑張るサイトでのUU活用の工夫

まずは、毎月のUUを増やすようにコンテンツの充実を図っていきましょう。月500UUを月700UUにするような工夫など少しずつ積み上げていくことが重要です。

また、個人的な印象ではSEO施策はオカルトに近いと考えていますが、よく言われる施策を列記しておきますので心がけてみてください。
  1. 内部リンクの強化
  2. 検索意図にちゃんと答える記事を投入
  3. SNSの投稿を継続する
  4. 過去記事のリライトをして充実させる
  5. 被リンクの獲得(誰かがリンクをしたくなるような専門性のある記事を書く)
といった感じです。

■商売につながるUU水準は?

さて、一番知りたいことだと思いますが、これは1UUでもあれば商売に繋がります。一人でも見ていればそこから問い合わせが来る可能性はありますから。

ただ、よくあるケースで、連絡を取ろうとしても何処にも連絡先が乗っていない場合があります。それだと商売には決してつながりませんので、Webサイトから商売につなげたいなら連絡先は必須です。

え、綺麗事はいいからちゃんと教えてほしいですって?

これは外部環境にもよるので(本サイトを始めたばかりの2011年と2025年では全く違うので)なんとも言えませんが、月500UUをまずは目指してみると良いと考えます。

なお、アフィリエイトなどの広告集客型Webサイトを運営している場合は、PV数こそ正義ですので、とにかくたくさん集めてみてください。

テーマが特に絞られていない中で、月数万PV程度だとお小遣い稼ぎ程度にしかなりませんので商売として取り組むのは割と茨の道だとお伝えしています。

ただ、趣味系のテーマに絞ったサイトで数万PVあれば、自社商品やサービスを提供して客単価を上げると言った方法は考えられます。(例えば釣りメディアとかキャンプとか)

結局は

売上=客数✕客単価

ですし、Webサイトの客数(購入数(CV数))は

客数=PV数✕CV率

の確率論になりますので、何処に施策を打っていくかを考えて取り組んでいく必要があるのです。



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初出:2013/04/07
更新:2025/07/12