クリックして購入するのが、EC(電子商取引)で、モルタルが(セメントみたいな建築資材で作られている)実店舗になります。文字通りインターネット上でクリックして、実店舗で販売も行うといったイメージですね。
- どのようなシナジーが生まれるのでしょうか?
例えば、コーヒー豆を焙煎して販売するような事業を考えてみたいと思います。
コーヒーを自宅で淹れて飲むような人であっても、ワザワザ焙煎したての豆を購入するような人は少ないです。そのため、潜在的な顧客は沢山いても、そういった潜在顧客を顕在化させるといった事を行う必要があります。
簡単に言うと、「焙煎したてのコーヒー豆」という商品の価値を伝えていくことが大切なのですね。
商品の価値を伝える。ECサイトで長々と説明文を書くというアプローチも、もちろんありますが一番手っ取り早いのは、コーヒー好きの人たちに次のような事を言いながら実際に飲んでもらう事だと思います。
「コーヒー豆は生鮮食品ですから、粉にしたコーヒーは時間がたつとあまりおいしくありません。一番いいのは、生豆を焙煎してそれほど時間のたっていないモノを、飲む直前に挽いて粉にして飲むことですよ。」
そして、このようなアプローチをとるためには、やはり実店舗があればやりやすいですよね。
こういった場合、実店舗での潜在顧客の掘り起こしが、ネット販売の売上向上に結び付き、ネット上で見た潜在顧客が実店舗を訪れるといった効果が期待できます。
このほかにも、実店舗が有名であれば、宣伝に経営資源をあまり投入しなくてもある程度の売り上げを見込めます。(有名な○○ってショップのネット通販なら、あんまり宣伝しなくても、ある程度売れそうですよね。)
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