High Low戦略_001
High Low戦略とは、特売などを行う事によって、価格を変動させて顧客を集める戦略を言います。

特売を行えば、普段より大量の顧客を集めることができます。そして、集まった顧客に対して本当に売りたいものを売るといった方策を用いて利益を確保します。

また、特売をきっかけに新規のお客さんを常連さんにすることも狙いの一つです。
このHigh Low戦略は、いわゆる一般的な小売業が行うイメージですよね。特売の日に、目玉商品を作ってお客さんをよんで、本当に売りたいもの(粗利益の大きなもの)を一緒に買ってもらって利益を確保するという感じです。

但し、特売の目玉商品(ロスリーダー)だけを買いにくるようなお客が沢山集まってくると、もくろみ通りの利益が確保できない可能性があります。(こういったお客さんをチェリーピッカーと言います。)

また、特売があることを周知するためには、費用がかかりますし、特売品を店舗内で販促するためにPOP広告を作ったり、陳列方法を変えたりと売り場のメンテナンスにも費用がかかります。
これに対して、「手間暇かけて(コストをかけて)安売りするくらいなら、いつでも安く売ればいいじゃない」という、EDLPという発想もあります。
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