アクティベーション_001
アクティベーションとは、ソフトウエアの不正なコピーを防止するために、ライセンスが正規なものであるかどうかを認証する仕組みのことを言います。

言葉としては、ソフトウエアをインストールした後、ソフトウエアの機能を使える状態に(アクティブに)するための認証といったイメージですね。

このアクティベーションは主に、インターネット経由で認証しますが、電話を使うといったケースもあります。
  • どういった仕組みなの?
通常は、出荷された一つのソフトウエアに一つのシリアルキーがついており、このシリアルキーを用いてアクティベーションを行います。

この際、メーカ側は使用する側のハードウエアの構成の情報を入手して、「ハードウエアの構成」と「ソフトウエアのシリアル番号」を対応させて、認証を行います。

認証を行った結果、不正ではないと判断できた場合、メーカ側よりソフトウエアを使えるようにするためのキーを発行してくれるのです。

つまり、メーカ側は認証を行った時点の環境とソフトウエアのシリアル番号を対応させているのです。

さて、このような方法では、PCが壊れた時など、認証を行った時と使用環境のハードウエアの構成が変わった時に困りますよね?

仕組み上、不正利用なのか正規のユーザのPCに問題があったのかを判別することは難しいので、ハードウエア構成が変わったことを理由にアクティベーションができなかったような場合は、メーカ側のサポート窓口に説明をして対応してもらう必要性があります。

■アクティベーションのメリット

アクティベーションのメリットは「このソフトは正規のライセンスを持っている人が使っているのですか?」と確かめる仕組みを提供することで、正規ユーザーを保護し、不正コピーによる損失を回避する点にあります。

開発会社が適正な利潤を確保することで初めて持続的な開発が可能となるため、必要なアップデートやサポートを受けることが可能となるのです。

その意味で、不正な利用者を排除することはみんなの利益を守ることにつながるのです。

他方で、アクティベーションによって操作が煩雑になったり、一時的な利用制限をかけられるリスクも存在します。

基本的には不正利用防止側にドンドンかじを切っていきますので、多少の利便性が損なわれることは受忍する必要が出てきています。(悪い行為をする人がいるとドンドン世の中の生産性が落ちていくのですね。)

■アカウントベースで認証することが増えています

最近のソフトウェアはネットにつなげて使うクラウド型が増えています。この種のソフトではシリアルキーを入れてアクティベーションすると言った動きが少し変わって、認証するというシンプルな仕組みになっています。

アカウントでログインすれば、そのアカウントが生きているか(利用期間が残っているか)を簡単にチェックできるからです。

つまり、従来のハードウェアに依存した認証ではなくアカウント単位で権利の管理をするという形です。

逆に言えば、利用端末が変わってもアカウント単位で権利を確認するという形になりますから、端末が変わっても簡単に認証ができます。

他方で、通信障害やサーバ障害などには脆弱だったりします。そのため、重要業務はオフラインで動く環境を用意しておくことを検討するなどがBCPプランとして重要になってきます。