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ASPとは、インターネットなどを介して自社の開発したビジネス用アプリケーションを使用させるサービスのことを言います。英語ではApplication Service Providerと表記されます。

このASPを利用することによって、自社でグループウエアなどを開発・保守を行わなくても、回線さえつながっていればその機能を使うことができます。

顧客は、このASPを利用すれば自社でサーバを維持管理する必要もありませんし、ソフトウエアを開発する必要もありません。

このため、ASPを利用することによってシステムの運用や保守にかかる費用を節約することができるのです。

もっとも、サービスの特性上、自社向けに完全にカスタマイズされたものを使用するためには追加の費用が必要となりますし、機密性の高い情報の取り扱いには、注意を要する(専用回線を引くとか、VPN回線とする)等の制限はあります。

※ASPと表記して(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を指すケースもあります

■ASPの利用事例と注意点

ASPはシステムを保有する必要が無いので中小企業における業務効率化等にとても便利です。勤怠管理システムやグループウェア、会計システムなどを自前で開発したらすごく大変なコストが掛かります。

そして、コストは開発費だけではなくその保守運用についてや、保守運用ができる組織を維持するコストまでかかります。

これに対してASPの利用であれば導入コストの削減ができるうえ、サーバの保守管理やバージョン管理などが外部業者に委託できます。そのため社内のIT部門のリソースも少なくて済みます。(全くなくすことはおすすめしません。それこそベンダロックインされますので)

他方で、外部事業者への依存度が上がりますし、大切なデータを外部に預けることになるのでしっかりと防御されているかどうかなど契約を確認しておく必要が必要になります。

また、サーバ停止時にどのような対応をしてくれるのか、データは移行できるのかなどについても確認しておく必要があるでしょう。

関連用語
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クラウドコンピューティング