連帯保証とは、主たる債務者と連帯して債務を弁済する事を保証するという事です。保証の制度の一つです。
さて、この「連帯して」という所から非常に厳しい義務を保証人は負う事になります。あなたも「(連帯)保証人にだけは絶対なるな※」との言葉を聞いたことがあるかもしれません。では、どうして(連帯)保証人になってはいけないのでしょうか?
※保証人になってくれと頼まれるような場合、連帯保証人を指しているケースが非常に多いのです。
さて、連帯保証の厳しさを以下にあげていきます。
※保証人になってくれと頼まれるような場合、連帯保証人を指しているケースが非常に多いのです。
さて、連帯保証の厳しさを以下にあげていきます。
例えば、あなたがAさんの連帯保証人になった場合を想定して説明していきます。
- Aさん(お金を借りている人)がどうであれ、いきなりお金を返せと言われる可能性がある
まず、債権者(お金を貸している人)はAさんに(お金を借りている人)に請求する事なく、いきなり連帯保証を行っているあなたに「お金を返せ」と請求することができます。
これって、理不尽ですよね?急に自分に言ってくるのではなく、「まずはAさん(借りている人)に返済を求めてください」って言いたいですよね?(これを催告の抗弁権と言います)
でも、あなたは連帯保証人です。それなので、この催告の抗弁権は認められていません。つまり、「まずはAさんに言ってください」とはいう事ができないのです。
- Aさんに財産が残っていても、請求されたら、借金はあなたが支払う必要がある。
また、あなたがAさんがお金を持っていることを知っていて、更にそれを証明できるとします。その場合、「Aさんはお金を現に持っています。そして、これを証明できます。だからAさんから先に取り立ててください。」って言いたいですよね?(これを検索の抗弁権と言います)
しかし、このような主張も、あなたには認められていません。
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