異業態間競争_001
異業態間競争とは異なる業態間の競争を言います。

通常競争というと、同じ業態の中での競争をイメージされると思います。例えば、酒屋さんなら、隣の酒屋さんとの競争、スーパーなら隣のスーパーとの競争というイメージです。

たしかに、このような同一業態での競争は激しい競争となります。それこそ、隣の客をどうやって奪うかの熾烈な競争となるのです。

しかし、敵は自分と同じ業態だけではないのです。

例えば、酒屋さんでは、酒類を販売しているスーパーも競争相手ですし、安くお酒を飲めるような居酒屋ができればそれも競争相手です。

更に、お客様の財布は一つと考えると、嗜好品としてお酒のほかにお金を使わせるような代替的なモノやサービスは全て競争相手となります。

このように、今日では別の業態であったとしても競争相手となりえるのです。代替財的な考え方ですね。

■オンラインサービスやデジタルサービスとの異業態間競争

近年では、従来は競合と考えられていなかったような業種が競争相手になってきています。例えば、映画館の競争相手は従来はレンタルビデオ屋さんぐらいだったと考えられますが、近年では動画配信サービスという極めてつよい競合が生じています。

また、書店の競争相手として電子書籍、CDショップの競争相手として音楽配信サービスなど消費者は様々な方法で自分のニーズを満たすことができるようになってきました。

同じ目的であってもそれを自宅から一歩もでなくて果たすことができるようになっていうのです。

現在では生鮮食品さえオンラインショップで買うことができますからね。それも大手流通業(イオン系の企業など)、逆にオンラインサービスの草刈り場とされてきたような企業が逆に参入してきているののです。

究極的には、顧客の時間を奪い合って競争していると考えた競争戦略、時間消費型サービスへの対応が必要になってくるかも知れませんね。