
ターゲッティングとは、市場細分化(セグメンテーション)を行って細分化した市場の中で、自社が戦うべきターゲット・セグメントを選ぶことを言います。英語ではtargetingと表記します。
イメージとしては、市場細分化で狙うべき的を特定し、ターゲッティングで具体的にどの的を狙うかを決めるといった感じですね。
このように言うと、どこか特定の一つの的を狙うのかと思われるかもしれません。しかし、別に一つだけのセグメントを選択する必要はなく、複数のセグメントを選択して、狙っても良いのです。
まあ、あまり沢山のセグメントを選択しすぎると、どれも中途半端になってしまうといった問題が発生しがちなのですが。(みんなに使ってもらえるものを作ろうと思って、皆にとって中途半端に使いにくいものが出来上がるってケースってありますよね?)
- 市場細分化の具体例とターゲッティング
このうち、「今回は究極の恋愛映画を作る!」とか、「最高のアクション映画を!」などとターゲットを絞るのがターゲッティングのイメージです。
ただ、別に一つのターゲットに絞る必要はないので、「ロマンチックな恋愛物語のあるアクション映画!」と考えても良いのです。
- ターゲッティングのだめな例
但し、経営資源には限りがあるので、何でもかんでも選択したら市場細分化(セグメンテーション)を行った意味が無くなりますし、中途半端な顧客に支持されないものが出来上がってしまいます。
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