KJ法とは、問題解決の方法の一つで、様々なアイディアをまとめて、解決策を見出す手法の事を言います。
また、このKJとはこのKJ法の考案者である文化人類学者、川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)氏のイニシャルからとられています。「KJ法とは英語でknoledge journeyの頭文字です」なんて適当なことを言って、知ったかぶりしたらダメですよ。
- どういった方法なの?
このKJ法とは主に定性的な情報(数字で表せない情報)をまとめる方法です。
具体的にどういった方法かというと、
1.出てきたアイディアを一つづ書き出す
2.書き出したアイディアをグルーピングする
似ているアイディアでグループ化するという事です。また、この時似たアイディアがないようなモノは無理にグループにしないようにします。
3.見出しを作成する
グループを端的に表現する見出しを作ります。
4.グループ同士をまとめる
見出しを見ながらさらにグループ化を行います。
5.作ったグループを並び替える
まとまったグループを並び替えて論理的な構造を作ります。例えばAグループとBグループがストーリー的につながっているかのように並び替えるのです。
6.グループ間の関係性を図示する
作ったグループ間の関係性を、図で表します。因果関係ありとか、反対のことを言っているとかを図示する感じです。
7.それを文章化する
グループ間の関係性を見て、それを文章で表してみます。
どうでしょうか?最後までやったら結構複雑ですよね。でも、ビジネスで使う際は、6.くらいまでで終わりにする事も多いのです。
関連用語
ブレスト
ブレインストーミング
グループ間の関係性を見て、それを文章で表してみます。
どうでしょうか?最後までやったら結構複雑ですよね。でも、ビジネスで使う際は、6.くらいまでで終わりにする事も多いのです。
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