ノーブランド_001
ノーブランドとは、ブランド名を敢えて付けずに販売する製品やサービスの事を言います。ジェネリックブランドと呼ばれることもあります。

このノーブランドは、ブランド名がないため広告を行う事もなく、包装も必要最小限で販売することができます。その結果、販売価格を抑えることができ、また粗利益も大きくすることができるとされています。

こういった面から、上手く販売することができれば、お店にとっても消費者にとっても良い商品であると言えますね。
 
さて、ノーブランドという言葉はあまりなじみがないと思いますが、みなさんがよく行くスーパーにも、置いてある場合があります。例えば、塩や砂糖のような一般的な商品で、特に商標がついていないような商品がこれにあたります。

このような商品は、究極のところ、どこのメーカーの商品であっても甘くする・しょっぱくするという機能には差異があまりない商品であるという事ができます。(コモディティ化している商品と言えますね。)

「塩」であればどこのメーカのモノでも良いと考える層にとっては、別にどこかの著名メーカーのブランドを付けなくとも販売することができます。その場合、無駄な包装や広告を省き、その分低コストで提供するという選択肢もあり得るのです。

また、最近では家電などでも、本来の機能に絞り込んだ商品に、特にブランド名を付けずに販売するといった事が行われています。

例えば、ノーブランドの加湿器といった製品が考えられます。このような製品は空気を加湿するという、加湿器にとって本質的な機能のみを搭載し、その分低コストで商品を提供するという事を行っているのです。

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